本ホームページの土木用語集には、2017年9月12日現在2954の用語が登録されています。皆様のご協力に感謝いたします。

アイコン 流域についての土木用語解説

ぴったり土木用語

流域とは (りゅういき)

河川の流れ行く地域。すなわちある河川の四囲にある分水嶺で囲まれた地域。

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関連用語



1.ふれあい水辺等級とは (ふれあいみずべとうきゅう)

ふれあい水辺等級とは、鶴見川流域水委員会準備会において新しく取り入れられた概念(用語)であり、河川水質の親水活動に対する適切さのほかに、アクセス性(水際に近寄ることができるか)や安全性(水辺は安全であるか)などの視点を考慮した指標となります。

2.ランドスケープとは (らんどすけーぷ)

ランドスケープとは地形を基本とした景観のことをいいます。流域の河川景観においては、山、水面、植生などの自然物と、それに人為的な作用を受けた土地及び建物や土木構造物から構成されます。

3.幹川とは (かんせん)

1本の川には、一般に多数の川が次々に集まってくるが、水量、河道の長さ、流域の広さなどにおいて最も有力なものを幹川あるいは本流と呼ぶ。

4.基本高水流量とは (きほんこうすいりゅうりょう(きほんたかみずりゅうりょう))

基本高水は、人工的な施設で洪水調節が行われていない状態,言いかえるなら流域に降った計画規模の降雨がそのまま河川に流れ出た場合の河川流量を表現している。

5.渓畔林とは (けいはんりん)

主に砂防分野で使われる用語で、意味としては河畔林と一緒。
位置的には、渓流の最上流域に分布する河川周辺の森林を渓谷林、それより下流域の渓流区間の森林を渓畔林、それより下流は河畔林という。

6.固有流量とは (こゆうりゅうりょう)

固有流量とは、鶴見川流域水委員会準備会において新しく取り入れられた概念(用語)であり、流域が全て自然地であるときの河川流量を意味します。固有流量は、平常時の河川流量の目標値設定に際して、一つの指標として取扱います。

7.合理式とは (ごうりしき)

物部式やラショナル式とも呼ばれる、洪水流量を求める簡便な式で、流域の小さな中小河川では広く一般的に使われているが、大河川(直轄河川)はで貯留関数法により流量を計算している例が多い。

Q=1/3.6×f×r×Aで求めることができ、Q=流量、f=流出係数、r=時間雨量強度、A=流域面積である。

8.市街地率とは (しがいかりつ)

市街地率とは、流域内で既に開発が行われている面積の比率をいいます。

9.総合治水対策とは (そうごうちすいたいさく)

総合治水対策とは、急激な都市化による雨水の流出増に対して行われる治水対策で、流域(雨水流出量の抑制)と河川(河道改修や遊水地建設など)が一体となって治水安全度の向上を図るものです。

10.谷戸とは (やと)

谷戸とは、台地や丘陵地が湧水等の浸食によって複雑に刻み込まれた地形をいいます。本来の鶴見川本川や支川の源流域は谷戸が発達していて、雑木林からわき出た遊水と清流が特徴です。この清流を集めて古くから谷戸の水田(谷戸田)が行われてきました。このような雑木林、清流、水田のある谷戸の環境は、多様な生物が生息する地域です。地域によっては「谷津」「棚田」とも呼ばれています。

11.比流量とは (ひりゅうりょう)

比流量とは、単位流域面積当たりの流量、すなわち流量を流域面積で除したものです。流域特性の指標の一つです。流域面積が大きいほど流域内の平均雨量強度は小さくなるので、流域面積が大きいほど比流量は小さくなります。狭義には洪水比流量をさします。

12.保水・遊水機能とは (ほすい・ゆうすいきのう)

保水機能とは、防災調整池などにより流域内において雨水を一時的に浸透・貯留する機能のことをいいます。遊水機能とは、河川沿いの田畑等において雨水または河川の水が流入して一時的に貯留する機能のことをいいます。

13.流域下水道とは (りゅういきげすいどう)

地方公共団体が管理し、2つ以上の市町村の下水を排除し、かつ終末処理場を有するもの。

14.流域関連公共下水道とは (りゅういきかんれんこうきょうげすいどう)

公共下水道のうち、終末処理場を有せず、その流末が流域下水道に接続するもの。

15.流域共生型農業とは (りゅういききょうせいがたのうぎょう)

谷戸・低地の水田、台地・丘陵地の畑で行う、流域の健全な水循環の保全・回復を促進するように、農薬や肥料の使用をできるだけ控え、地下水を涵養し、水質に悪影響を与えない農業を本書では流域共生型農業と呼んでいます。

16.流域共生住宅とは (りゅういききょうせいじゅうたく)

市街化が進んだ地域では、水循環の回復や洪水防御のためにも建物及び敷地内での雨水浸透、雨水利用、緑化が有効です。こうした流域の水循環・自然環境に対して貢献しうる建物、とりわけ住宅を流域に増やしていくことは、流域の水循環、環境の改善につながります。本書では、こうした流域と共存、共生を目指した住宅を流域共生住宅と呼んでいます。

17.流域面積とは (りゅういきめんせき)

流域の全面積のこと。起伏のある流域を平面上に投影したときの面積であり、地図上で計測される。

18.死水域とは (しすいいき)

河道の水面部で流れのない場合、又は、流れがあっても渦状の場所で流域疎通に関係のない場所。

19.貯留関数法とは (ちょりゅうかんすうほう)

河川などの流量を推定する流出解析モデルの一つで、流量観測がされている大河川での実績が多い。
流出過程を降雨が流域の各部分に貯留されながら流れると考える。
計算過程に経験値から作られたパラメータなど、ブラックボックスがあるものの、合理式に比べると精度は高い。
試しに計算したい場合は、国土技術研究センターHPより流出解析シミュレータを入手するとよい。

20.一級河川とは (いっきゅうかせん)

国土交通大臣が国土保全上もしくは国民経済上特に重要として指定した一級水系にある河川。
整備や管理は国(国土交通省地方整備局もしくは北海道開発局)が行うが、一部では都道府県知事が管理する区間もある。
大河川だけが1級河川となるのではなく、1級河川の支川もまた、すべて1級河川である。ただし上流域で流れ込む細流の場合、市町村管理の準用河川や、基本的に放置されている普通河川の場合がある。


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