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関連用語



1.3環状9放射構想とは (さんかんじょうきゅうほうしゃこうそう)

東京都心から放射状に延びる9方向の幹線道路と、これらを効率よく結ぶ3つの環状道路を重ね合わせた道路ネットワークのこと。現在、放射道路の整備に比べ環状道路の整備が遅れており、都心を通過するだけの交通も都心部に流入するため、首都圏の慢性的な交通渋滞が発生している。環状道路の整備を進め、バランスのとれた道路ネットワークを完成させることにより、都心に流入する交通を適切に分散・導入し、都心を通過するだけの交通をバイパスさせることで首都圏の交通混雑が緩和されるほか、主要な都市を連絡・連携することにより、地域づくりを支援し、首都圏全体のバランスある発展が図られる。

2.キャブシステムとは (きゃぶしすてむ)

ケーブルボックス(cable box)システムの略。電力、通信等のケーブルを収容するため、道路下に設ける蓋掛け式のU形構造物。現在は、C・C・BOXとして整備を進めている。

3.パーキングエリアとは (ぱーきんぐえりあ)

簡単な車の点検、整備または運転者が疲れた時に休めるための休憩施設。

4.マルチモーダルとは (まるちもーだる)

移動時間の短縮や、物流の効率化を図るための複合一貫輸送のこと。都市内は、トラック輸送による効率化、都市間は、鉄道、船舶、トラックなどの適切な役割分担連帯を強化し、道路においては、広域的な幹線道路網の構築、さらに主要となる空港、港湾、鉄道などと連絡する道路の整備を推進する。

5.レディーミクストコンクリートとは (れでぃーみくすとこんくりーと)

(ready-mixed concrete)整備されたコンクリート製造設備を持つ工場から、随時購入することが出来るフレッシュコンクリート。生コン。

6.一般市町村道とは (いっぱんしちょうそんどう)

幹線市町村道以外の市町村道は、一般市町村道に位置付けられており、俗に生活道路と呼ばれている。住民の生活環境に対する要望が多く、生活基盤施設(上下水道、ガス等)の整備にも拡幅工事が必要となるが、家屋が連担する処が多く、整備が遅れている。

7.河川整備基本方針とは (かせんせいびきほんほうしん)

河川整備基本方針とは、水害発生の状況、水資源の利用の現況及び開発、河川環境の状況を考慮し、水系毎に長期的な河川整備の基本方針を定めるものを言います。主に1級河川は国が2級河川は都道府県が定めます。

8.河川整備計画とは (かせんせいびけいかく)

河川整備計画とは、河川整備基本方針に沿って計画的に河川整備を実施する区間について、河川工事、河川維持に対して具体的な計画を定めるものを言います。

9.上架とは (じょうか)

船舶を造船所に揚げて整備すること。

10.植樹帯とは (しょくじゅたい)

良好な道路交通環境の整備、または沿道における良好な生活環境の確保を図ることを主な目的として、樹木を植栽するために、縁石線や柵、その他これに類する工作物により区画して設けられる帯状の道路の部分をいう。

11.都計道とは (とけいどう)

都市計画道路のことで、都市計画法に基づき、整備が決定された道路をさす。

12.都市計画とは (としけいかく)

健康で文化的な都市計画と機能的な都市活動を確保し、都市の健全な発展と秩序ある整備を図るための都市に関する総合的な計画をいう。都市計画は公共の福祉の増進を目的とし、その実現のために多額の投資と私権の制限を伴うことから、法律に基づき、計画・決定・実施される部分が多い。

13.都道府県道とは (とどうふけんどう)

地方的な幹線道路網を構成し、かつ一定の要件にあてはまる道路で、都道府県知事が当該都道府県の区域内にある部分について路線を認定したもの。このうち、資源の開発、産業の振興などとくに整備をする必要があるものを主要地方道とし、それ以外を一般都道府県道と分ける場合もある。

14.道路境界明示とは (どうろきょうかいめいじ)

道路敷地に関する官民境界の確定は古くは江戸時代、明治初期の土地所有関連図書もあり、更に境界明治図には公共座標の記載がなく、図面縮尺も一定でないために既明示箇所の現地位置確認が困難な場合が多い。明示資料としては、明示台帳図、道路事業綴、公法綴、地番改称図、用地買収図、換地確定図、雑測図、受益者負担図等がある。システムとしては境界設定の立ち会いに必要な図面、公図等の検索、出力を行い、データを登録する機能が必要であるが、実際は現在の膨大な資料の整備及び貴重な古文書の管理、路線への公共座標点の設置等の事前の作業がある。

15.道路整備緊急措置法とは (どうろせいびきんきゅうそちほう)

道路を緊急に整備することにより、自動車交通の安全の保持とその能率の増進を図り、経済基盤の強化に寄与することを目的とする法律。国土交通省大臣は道路整備五箇年計画の策を作成して閣議の決定を求めなければならないことや、道路整備五箇年計画の遂行のための揮発油税収入相当額と石油ガス税収入の1/2に相当する額を道路整備五箇年計画の国費の財源に充てることを規定し、同五箇年計画期間内における国の地方公共団体に対する道路の改築修繕費の負担金や補助金の率の特例などを定めている。

16.法定都市計画とは (ほうていとしけいかく)

都市の健全な発展と秩序ある整備を図るための土地利用、都市施設の整備および市街地開発事業に関する計画で、都市計画法の手続きに従い定められたものを一般に法定都市計画と呼んでいる。法定都市計画には次の4つが含まれる。1.市街化区域及び市街化調整区域 2.地域区域 3.都市施設(街路、下水道など) 4.市街地開発事業(土地区画整理など)

17.面源負荷対策とは (めんげんふかたいさく)

面減負荷対策とは、出水時のノンポイントソース(調整池・道路・屋根・雨水マス・市街地・農地など)からの汚濁負荷を削減することを意味します。具体的な対策として、河畔林の整備・道路の清掃などが挙げられます。(→「汚濁負荷」参照)

18.有料道路とは (ゆうりょうどうろ)

緊急に道路整備を図る必要から、借入金等によって建設を行い、その費用を通行料金収入で償う道路。道路法に基づくもの、道路運送法に基づくものなどがある。

19.コンパクトシティとは (こんぱくとしてぃ)

コンパクトは集約型、シティは都市です。つまり、コンパクトシティとは、集約型都市です。市街地の開発が郊外に進むにしたがって、上下水道等のインフラ整備も必要となるため、できる限り都市機能をコンパクトにまとめてお金をかけないようにしましょう、という最近の動きがあります。

20.暗渠とは (あんきょ)

地下に埋設された河川や水路のこと。下水道工事などで見かけるコンクリート管などが該当する。水はけを良くするために農地の地下に整備されることもある。
反対に、地上で普通に目にすることの出来る水路は開渠と言われる。

21.再生品とは (さいせいひん)

再生品とは壊れた商品を分解して、まだ使える部品を洗浄、整備して再利用し、使用不能となった部品を新品に交換して組み上げたもの。
この様な事をオーバーホールという。

22.AGRISとは (あぐりす)

「農業農村整備事業測量調査設計業務実績情報サービス」の略称。
国、地方自治体、公団等が発注する農業農村整備事業の測量調査設計業務に関する実績情報等をデータベース化したもの。
運営・管理は、社団法人 農業農村整備情報総合センターが行っている。

23.カミソリ堤とは (かみそりてい)

一般的には、昭和32年から昭和50年にかけて隅田川等で整備された、コンクリートでできた高さ3~4mほどの直立の高潮堤防の事をいう場合が多い。
カミソリ堤防により街と川が分断されてしまったため、昭和55年から緩傾斜型の堤防、昭和60年度からはスーパー堤防が整備されるようになり、順次置き換わっている。
もともとは、堤防が洪水のために決壊または破堤することを、「堤防が切れる」と表現するため、剃刀の刃がよく切れることと語呂が合わせて、壊れやすい堤防=切れやすい堤防≒カミソリ堤と呼ばれた。切れやすい堤防は、一般に土盛りが貧弱で厚さが薄いことから、堤防の幅が薄い堤防のことをカミソリ堤というようになり、近年ではコンクリートの特殊堤がその厚さが薄いことから、カミソリの刃の薄さになぞらえてカミソリ亭と言われている。

24.一級河川とは (いっきゅうかせん)

国土交通大臣が国土保全上もしくは国民経済上特に重要として指定した一級水系にある河川。
整備や管理は国(国土交通省地方整備局もしくは北海道開発局)が行うが、一部では都道府県知事が管理する区間もある。
大河川だけが1級河川となるのではなく、1級河川の支川もまた、すべて1級河川である。ただし上流域で流れ込む細流の場合、市町村管理の準用河川や、基本的に放置されている普通河川の場合がある。

25.CCTVとは (しーしーてぃーぶい)

CCTV(Closed Circuit Television)とは、不特定多数を対象にしたオープンなTV放送に対して、限られた対象で送受される業務用TVシステムのことである。
CCTVは、ダムや河川、道路などの管理補助のため、日常の空間利用状況、災害時の流況を把握するため、現場に設置し、工事事務所等や整備局で監視,操作ができるように光ファイバーなどを用いた有線カメラである。

26.生混凝土とは (なまこんくりーと)

通称、生コンと呼ばれるもので、日本工業規格(JIS)の「コンクリート用語」では、レディーミクストコンクリート(Ready Mixed Concrete)と呼ばれる。生コンをひとことで定義すれば「整備されたコンクリート製造設備をもつ工場で製造され、施工現場に配達されるフレッシュコンクリート」であり、商品として取り扱うフレッシュコンクリートを生コンという。

27.道普請とは (みちぶしん)

道路工事を総称したもの。
地域活動によるインフラ整備


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