水準についての土木用語解説
ぴったり土木用語
関連用語
1.CDLとは (しーでぃーえる)
基本水準面のこと。海図の零位、すなわち海図の推進の基準値のことであり、平均水面から主要4分潮の半潮差の和を差し引いた水面である。
2.スタッフとは (すたっふ)
水準測量で使う標尺。箱尺ともいう。
3.トータルステーションとは (とーたるすてーしょん)
光波測距儀を内蔵し、水準測量、多角測量、トラバース測量などを同時に進行させ、トータルに活用、管理する測量装置。
4.ハンドレベルとは (はんどれべる)
予備測量時に手に持って使用する簡易水準器。林道等の測量では必須。
5.ベンチマークとは (べんちまーく)
水準測量において、標高が既知である、基本となる水準点。B.M。ベンチマークより現場内に設けた標高点を仮ベンチと呼ぶ。
6.レベルとは (れべる)
水準測量をするための機器。
7.基本水準面とは (きほんすいじゅんめん)
海図に示されている水深の基準面。
8.港湾工事用基準面とは (こうわんこうじようきじゅんめん)
港湾施設の設計、施工に際し基準となる水面で、海図の零位、すなわち海図に示されている水深の基準値である基本水準面とすることに定められている。
9.水中スタッフとは (すいちゅうすたっふ)
水中部の水準測量に用いる標尺。
10.東京湾中等潮位とは (とうきょうわんちゅうとうすいい)
(TP)地表面の標高,すなわち,海面からの高さを表す場合の基準となる水準面が東京湾中等潮位で,記号としてT.P(TOKYO Peil)を用いる。
11.東京湾平均海面とは (とうきょうわんへいきんかいめん)
東京湾中等潮位と同じ。地表面の標高、すなわち、海面からの高さを表す場合の基準となる水準面が東京湾中等潮位で、記号としてT.P.(TOKYO Peil)を用いる。
12.陸墨とは (ろくすみ)
墨出し作業において、各階の水準の基本となる水平線を表す。一般には、床仕上りより1000mm上げの水平墨をいう。
13.BMとは (べんちまーく)
Bench Mark(水準基標)
14.KBMとは (かりべんちまーく)
測量するたびに、遠くにある水準点から水準測量をして高さを計測するのは大変なため、工事で使用するためだけに一時的に設置される仮の水準点。
簡単に沈下等をしないと思われる、構造物基礎の端部や道路の縁石などに設置されることが多いが、近くに適した場所がないときは、測量鋲などを打ち込み設置する。
更に略してかりべんと言うことが多い。
15.水準測量とは (すいじゅんそくりょう)
既知点に基づき、新点である水準点の標高を定める作業をいう。
16.水準点とは (すいじゅんてん)
基本水準面から最も正確にその高さを求めてある点であり、その後の水準測量の基準となる点である。
17.BMとは (びーえむ)
ベンチマーク。水準測量において標高が既知である基本となる水準点
18.エレベーションとは (エレベーション)
土木では一般的に、水準高に基づいた関連性のある高さを示します。
TP+10.123など。
舗装工事などでは舗装構成を表現する意味で用いています。具体的には
あそこのエレベーションなんだっけ?など。(基層、中間層、表層などそれぞれの層厚を30cm 20cm 8cm )など。
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