潜水についての土木用語解説
ぴったり土木用語
関連用語
1.A旗とは (えーき)
国際信号旗にあってアルファベットの『A』を表す旗。海上衝突予防法において、潜水作業中はこれを掲げる。
2.スクイーズとは (すくいーず)
潜水作業のときに見られる障害で、ヘルメットやマスクの中の圧力が外の水圧より低くなると、吸引作用によってヘルメットやマスクの中に頭や顔が吸い込まれる現象をいう。
3.だっこちゃんとは (だっこちゃん)
潜水に使うウェットスーツのこと。
4.フーカーとは (ふーかー)
送気マスクをつけた潜水器具のこと。また、その潜水方法。
5.下がり綱とは (さがりずな)
潜水作業においてダイバーが、潜降、浮上する際に用いる水深を表示したロープ。
6.兜とは (かぶと)
ヘルメット式潜水器具のこと。又、それを使用して行う潜水方法のこと。
7.再圧室とは (さいあつしつ)
潜水作業による障害として発生する減圧症及び空気栓塞に対する救急再圧、再圧治療に用いることを主な目的とした圧力容器。設置個所は、社団法人 海中開発技術協会(03-3813-8511)発行「全国再圧室設置状況」で知ることが出来る。
8.酸素中毒とは (さんそちゅうどく)
潜水作業による障害の一つ。大気圧に近いところ長時間純酸素を吸収すると呼吸器に炎症を起こすものと、高い圧力中下純酸素を吸収すると中枢神経系統が侵されるものの2つのタイプがある。
9.吹き上げとは (ふきあげ)
ヘルメット式潜水の場合、潜水士はヘルメットについた排気弁を頭で押して操作して浮力調整をする。急激に送気量が増加するなどの事故で潜水服内の圧力が増すと、大きな浮力を受けて急速に水面まで浮上し、潜水病などの障害原因となる。この急激な浮上状態をいう。
10.潜水士船とは (せんすいしせん)
潜水士に、各種の水中作業を行わせるための船。
11.潜水探査とは (せんすいたんさ)
残存機雷など磁気反応物の存在を潜水士により確認すること。
12.潜水病とは (せんすいびょう)
潜水を終わり水面へ浮上するとき、体内組織に溶解していた窒素が、上昇速度が速すぎるため、排泄が間に合わず体内で気泡化して障害を引き起こす症状。
13.窒素酔いとは (ちっそよい)
ある水深以上潜水するとみられる、酒を飲んで酔ったような状態。空気中の窒素ガスの分圧が高くなったときに起こる。
14.命綱とは (いのちづな)
潜水士と潜水士船をつなぐ綱。連絡、指示、潜水士の緊急引上などに使用。
15.ボトムとは (ぼとむ)
潜水作業で主に使われる用語。
ボトムとは海底のことを指し、潜水士同士ではよく使う単語。
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