土塊についての土木用語解説
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関連用語
1.ヒービングとは (ひーびんぐ)
軟弱な粘土地盤を掘削する場合、掘削背面の土塊重量が掘削面下の地盤支持力より大きくなると、地盤内にすべり面が発生し、このために掘削底面に盛り上がりが生ずる現象。
2.粘土塊量とは (ねんどかいりょう)
(content of clay lumps)骨材中に含まれる粘土塊の量。
3.排土工とは (はいどこう)
斜面の安定を図るために、土塊の頭部あるいは全体を取り除くこと。
4.崩壊型地滑りとは (ほうかいがたじすべり)
初期における土塊の移動速度が速く、崩壊の形態に近い地滑り。
5.崩積土滑りとは (ほうせきどすべり)
過去に変動を受けた岩片あるいは粘土で構成された土塊による地滑りで、比較的緩斜面において発生する。
6.流動型地滑りとは (りゅうどうがたじすべり)
土塊の含水量が上昇し、突発的に発生する地滑り。
7.スレーキングとは (すれーきんぐ)
スレーキングとは塊状の物質(土塊や軟岩)が乾燥、吸水を繰り返すことにより、細かくばらばらに崩壊する現象をいう。
泥岩などで生じやすい。
8.鉄筋挿入工とは (てっきんそうにゅうこう)
鉄筋挿入工は,斜面に鉄筋やロックボルトなどの比較的短い棒状補強材を地山に多数挿入することにより,地山と補強材の相互作用によって移動土塊や斜面上の岩塊等を安定化させる工法である。
のり面工との併用で,補強材とのり面工が結合され,補強材と一体となり補強効果をなす。また,補強材の長さがアンカー工よりも短く,比較的崩壊規模の小さい斜面に適用される。
のり面工には,吹付工や吹付枠工,プレキャスト製パネルなどがある。
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