河道についての土木用語解説
ぴったり用語
河道とは (かどう)
川の流れ下る道筋。
かんれん用語
1.RHSとは (あーるえいちえす)
RHS(River Habitat Survey)とは、イギリスで開発された河川の物理環境調査法。
あらかじめシートに記載のある項目(瀬や淵の数、河畔林の状況など)を調査により埋めることで、結果的に河川における分布状況、希少性、典型性の把握が可能となる。
データの収集は定型的であり、1つの調査区間の範囲は、河道縦断方向に長さ500m の区間を標準とする。
2.河岸段丘とは (かがんだんきゅう)
河道に沿い平坦面と急な崖により形成される段状または階段状の地形
3.河道拡幅とは (かどうかくふく)
掘削により川の幅を広げること。
4.河道法線とは (かどうほうせん)
河道(水の流れるところ)の中心付近を結んだ線。計画上の中心線をいうことが多い。
5.幹川とは (かんせん)
1本の川には、一般に多数の川が次々に集まってくるが、水量、河道の長さ、流域の広さなどにおいて最も有力なものを幹川あるいは本流と呼ぶ。
6.計画高水位とは (けいかくこうすいい(けいかくだかすいい))
(H.W.L)計画高水位は、計画高水流量が河川改修後の河道断面(計画断面)を流下するときの水位。高水は「たかみず」と呼ばれることも多い。図面などではH.W.L.と表すことが多い(計画横断形の図参照)。
7.計画高水流量とは (けいかくたかみずりゅうりょう・けいかくこうすいりゅうりょう)
計画高水流量は、河道を設計する場合に基本となる流量で、基本高水を河道と各種洪水調節施設に合理的に配分した結果として求められる河道を流れる流量のこと。言いかえればこれは、基本高水流量から各種洪水調節施設での洪水調節量を差し引いた流量。
8.後背湿地とは (こうはいしっち)
自然堤防間や山地・段丘との間に広がる凹地、平坦な地形。旧河道はさらに一段低い地形で、連続性が良い。
9.洪水調節施設とは (こうずいちょうせいしせつ)
一時的に洪水流量の一部分を貯めることによって、下流の河道に流れる流量を減少させる(調節する)ために、人工的に建設する洪水調節用ダム,調節池,遊水地などをいう。洪水調節量は、この減少した(調節した)分の流量のこと。
10.三面張とは (さんめんばり)
河道の河床、河岸を護岸で覆うこと。背割堤や越流堤などの法面、天端を護岸で覆うこと。
11.自然堤防とは (しぜんていぼう)
現・旧河道沿いに発達する微高地。新しいものほど形態が認めやすい。古いものはその後の洪水に浸食されパッチ状になって残る。河道側にやや急な断面を示す。
12.床止工とは (とこどめこう)
河床の洗掘、低下を防ぎ、河道を安定させるために河川を横断して作られる施設。縦断落差をつける落差工と、つけない帯工がある。
13.捷水路とは (しょうすいろ)
(ショートカット)流路の屈曲が著しく、流水の流れが悪い場合、流路の2点を結んでバイパスさせた新しい河道。
14.総合治水対策とは (そうごうちすいたいさく)
総合治水対策とは、急激な都市化による雨水の流出増に対して行われる治水対策で、流域(雨水流出量の抑制)と河川(河道改修や遊水地建設など)が一体となって治水安全度の向上を図るものです。
15.谷底平野とは (こくていへいや)
谷底平野(たにぞこへいや、こくていへいや)は、小さな谷底に広がる平坦な堆積地。小規模な段丘で旧河道の発達がある。
16.締切堤とは (しめきりてい)
新川開削で旧川を締切る場合など,旧河道を横断して作られる堤防。
17.放水路とは (ほうすいろ)
(分水路)洪水を他の河川、海、湖に放流するために開削する新しい河道。
18.流水の正常な機能とは (りゅうすいのせいじょうなきのう)
流水の清潔の保持、塩害の防止、河道の維持、河口の埋塞防止、既得水利の取水又は舟運のための水位の保持、景観の保持、水生動植物生存繁殖等の河川の流水が本来有する機能のこと。
19.ADCPとは (えーでぃーしーぴー)
流速プロファイラー(ADCP:Acoustic Doppler Current Profiler)とは、水中に超音波を発信して、ドップラー変調を受けた反射音の周波数を解析することにより、河道断面内の3次元の流速分布を測定する装置であり、固定式と曳航式の観測方式がある。
機器特性として、水面付近及び河床付近の流速は観測不能である。
20.死水域とは (しすいいき)
河道の水面部で流れのない場合、又は、流れがあっても渦状の場所で流域疎通に関係のない場所。

