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アイコン 土質についての土木用語解説

ぴったり土木用語

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関連用語



1.あんことは (あんこ)

意味としては2つあるが、全く利用する場面が違うため、間違えることはないと思われる。
1.火薬装填後に、発破効果をあげるために孔に充填する込め物のことで、粘土質の物や砂を口径に合わせたビニールに入れたものがある。
2.左官仕上げなどで、上塗り面にはみ出た下塗り材のこと。

2.グラブ浚渫とは (ぐらぶしゅんせつ)

グラブバケットで土砂をつかんで行う浚渫。硬岩からヘドロまで土質の適用範囲が広い。中小規模の浚渫向き。

3.ディッパー浚渫船とは (でぃっぱーしゅんせつせん)

硬い土質や削岩後の浚渫に適した浚渫船で、掘削原理は陸のショベルと同一。

4.バケット浚渫船とは (ばけっとしゅんせつせん)

多数の鋼製籠(バケット)を取り付けた腕(バケットライン)を持ち、土砂を連続的にすくい上げる浚渫船。比較的広範囲な土質に適し、仕上がり精度も良い。

5.化学的安定処理とは (かがくてきあんていしょり)

土質安定処理工法の一つで、石灰やセメントなどの化学的安定材を添加、混合して土を処理する事

6.浅層安定処理とは (せんそうあんていしょり)

土質安定処理を対象深さで区別した呼び名。処理対象層の深さが数m程度の比較的浅い場合で、安定材を用いた地盤改良をいう。セメントや石灰を用いた化学的安定処理が多く用いられる。

7.底質とは (ていしつ)

<1>海底の土質。<2>海底に堆積した泥。

8.標準貫入試験とは (ひょうじゅんかんにゅうしけん)

原位置での土の硬さ、締まり程度を示すN値を求めるために行う動的貫入試験。
土木系では最も一般的に使われる試験法。
外径51mm、長さ81ccmの2つの割中空サンプラーを、重量63.5kgのハンマーで地盤中に打ち込み、一定の深さの打ち込みに要した回数をN値とする。また、N値を調べるとともに、サンプラーで採取した試料で土質を観察する。

9.土質試験とは (どしつしけん)

現場で採取した試料に対して、室内で行う試験。

10.オーガーとは (おーがー)

主にドリルのような形状をした地面に穴を空ける機材のこと。
浅層を対象として土質調査試料の採取などで用いられる人力で取り扱うハンドオーガーや、杭基礎の施工に使われる大型のアースオーガーまで、多種多様である。
なお、オーガーを用いて掘削した孔をオーガー孔という。

11.玉石とは (たまいし)

一般的には直径20cm前後の丸っこい自然石を指すことが多いが、「土質材料の工学的分類体系」などで規定された分類名ではない。
特に規定はないため、直径10cm程度から60cm程度まで、様々な大きさの自然石が玉石と呼ばれている。

12.バケット係数とは (ばけっとけいすう)

ショベル系掘削機の作業能力を検討するときに必要な係数。

土質、切土深さ、切土高さなどにより作業のしやすさが異なるため、作業計画を立てるときは「道路土工」などを参考に係数を設定する。

建設機械によっても異なるが、普通土で0.60~1.00、粘性土で0.45~0.75といった値である。山盛になりやすいもの、かさばらず空隙の少ないもの、掘削の容易なものなどは、作業効率が良いため、大きい係数を与える。

13.ウェルポイント工法とは (うぇるぽいんとこうほう)

ウェルポイント工法は、一種の井戸工法で、井戸ポンプによる排水だけでは作業が困難と予想される場合に用いられ、湧水地区で掘削工事を行う場合に採用される地盤改良工事方法の一種である。
掘削溝に沿って、数メートル間隔で揚水管を打ち込んで多数の小型井戸(ウェルポイント)とし、集水管を通して真空ポンプによって揚水して地下水位を下げる。
この工法は、現場の土質によって効果が異なり、また地下水の汲み上げによって、周囲の井戸の枯渇、水田の乾燥、地盤沈下等を起こすことがあるので注意を要する。

14.自然含水比とは (しぜんがんすいひ)

土が自然状態の時に保持している含水量のこと。
土質や地下水位などに応じて広い範囲で変化するが、砂質土で5%から30%程度、粘性土で30%から80%程度、有機質土で200%から500%程度が目安となる。

15.余盛とは (よもり)

土の構造物を作る場合、施工後に自重によって沈下してしまうため、沈んだ状態で所定の高さを確保できるように、事前に沈む分を余計に盛っておくこと。堤防の場合は、土質や堤防高にもよるが20cmとか。

16.RI計器とは (アールアイケイキ)

放射線を使って行う土質試験器機

17.不等沈下とは (ふとうちんか)

土質性状の異なった地盤上に構造物を設置した場合に起きる沈下現象であり、不同沈下ともいう。
盛土の締固めが不十分であったり、地盤の厚さが不均一であることなどに起因し、構造物全体が同一な沈下をせずに、片側が著しく沈下を起こすような不均衡な状態となる。

18.PIとは (ぴーあい)

土質試験の場合は、塑性指数(Plasticity Index)の略で、練り返した粘性土が塑性を示す含水比の範囲を示す指数である。
液性限界と塑性限界との差で求める。
政策系の場合、パブリック・インボルブメント(Public Involvement)の略称で、政策形成の過程で人々に参加していただく試みのことをいう。

19.RIとは (あーるあい)

低レベル線源を使って土質の締固め状態を測定する計器

20.ランマーとは (らんまー)

土質試験においては、締め固め試験で一定の質量を一定の高さから落下させる土質試験機を指す。


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