函についての土木用語解説
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関連用語
1.カルバートとは (かるばーと)
盛土の下部を横断する内空構造物。ボックスカルバート(函渠)のこと。
2.ケーソンとは (けーそん)
<1>岸壁や防波堤で使う上側が空いた函状構造物。<2>深礎に使われる函状構造物。底部を掘削し、支持地盤まで沈下させる。上側解放であればオープンケーソン、塞がっていれば圧気で浸水を止めるニューマッチックケーソン。
3.共同溝とは (きょうどうこう)
電気、ガス、水道等を2種類以上収納する道路下の函渠施設。
4.沈埋函とは (ちんまいかん)
沈埋トンネル全長をいくつかに分割した一つ。鉄筋コンクリート製、鋼殻コンクリート製がある。継手部の止水が重要ポイント。
5.ニューマチックケーソンとは (にゅーまちっくけーそん)
圧縮空気を利用する空気(ニューマチック)ケーソン。同工法は圧気潜函工法とも呼ばれ、地盤を深く掘削する場合に障害となる地下水の浸入を各深度の水圧に合った空気の圧力で押さえてケーソンを沈下していく方法。ケーソンの下に作業室を設置、この中に圧縮空気を送りドライな環境で掘削し、地下に沈めて所定の位置に設置する。
6.渠とは (きょ)
人工的に作られたミズ道
(農業用水路、上水道、排水路、下水等)
開渠:蓋無しの水路又は簡単に蓋をはずせる構造のもの
暗渠:地下に埋設されている水路
(管、ボックスカルバート等構造は問わない。また、用水、排水も問わない)
管渠:管による水路(大きな意味では水道、下水道も管渠)
函渠:箱形の水路(ボックスカルバート等による水路)
7.函渠とは (かんきょ)
函は四角を示し、渠は水の流れる構造物を示している。
箱形の水路すなわちボックスカルバート型の水路を示す。
はこきょと呼ばれることもある?
8.グラウトホールとは (ぐらうとほーる)
柔構造樋門の地盤沈下として採用される。
函体の底版下に空洞が発生した場合、その対策としてグラウトによって空洞を充填することが有効である。グラウトは、底版上から注入すれば効果的であるから、底版にグラウトホールを設置しておく乙とが望ましい。
グラウトホールの設置間隔は、5m程度でしゃ水矢板の位置、グラウトの能力に応じて決定する。また、このグラウトホールを利用して,底版下地盤に空洞測定用沈下板を設けることで空洞の発生を観測することができる。
柔構造樋門設計の手引きp128あたりに記載されています。
9.函体とは (かんたい)
例えばボックスカルバートなど、四角い箱状のものを指す言葉。
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