本ホームページの土木用語集には、2024年10月7日現在3235の用語が登録されています。皆様のご協力に感謝いたします。

アイコン 出水についての土木用語解説

ぴったり土木用語

出水とは (しゅっすい)

河川の流量が多い状態を表す。
一般に出水期と言った場合、集中豪雨による洪水が起きやすい梅雨や台風期の時期を表すが、北海道や東北などの積雪地では、春の融雪期も該当する。
なお、出水期以外は非出水期である。

〔追記する〕

関連用語



1.面源負荷対策とは (めんげんふかたいさく)

面減負荷対策とは、出水時のノンポイントソース(調整池・道路・屋根・雨水マス・市街地・農地など)からの汚濁負荷を削減することを意味します。具体的な対策として、河畔林の整備・道路の清掃などが挙げられます。(→「汚濁負荷」参照)

2.出水率とは (しゅっすいりつ)

発電ダムなどで用いられる河川の水量を示す指標のひとつ。
毎月あるいは年度の平均流量を、過去40年近い間の平均の自然流量と比較したものでパーセントによって表す。出水率100%は前回と同じ流量を表す。
例えば、先月の出水率90%とは、例年の同じ月より自然流量が10%少なかったことを示す。

3.シガラとは (しがら)

水を一時的に止める柵。
粗朶などで柵を作り、一時的な出水をろ過しながら水を通し、土砂の細粒分は通過しないようにする柵のこと。

4.導坑とは (どうこう)

不良地山や出水により全断面で掘削できない場合、掘削断面内に小断面の坑道を先進掘削する。この坑道のこと。


ほかの専門用語を検索する