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アイコン 澪筋についての土木用語解説

ぴったり土木用語

澪とは (みお)

平時に流水が流れている道節。川幅は広くとも澪筋はその一部であり,しかも川の法線どおりではなく,曲がりくねっているのが普通です。より自然な川の流れをつくり出すには,改修前の澪筋を良く観察して,改修後もできるだけ同じ澪筋が形成されるよう配慮することが重要です。計画高水流量は増えても平時の流量は変わらず,平時の水の流れは従前の澪筋に沿う形が最も自然だからです。

澪は河川だけではなく海でも使われます。海ではデルタ河口部の浅海や干潟地帯で、深さ1~5m位の深さで水の流れる筋が澪筋です。船の航行できる水路として重宝されてます。干拓で澪筋を堤防で遮断する工事を澪留(みおとめ)工事と言う。

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関連用語



1.作澪工とは (さくれいこう)

滞留した水の通りを良くするため局部的に深い溝(澪筋)を作り、海水交換の促進を図る工法


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