底面についての土木用語解説
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関連用語
1.インバートとは (いんばーと)
トンネル底面の逆アーチに仕上げられた覆工部分。
地質が不良な場合などにトンネルの両側側壁基部の間を、逆アーチで結合して、覆工コンクリートを閉合断面として耐力を増加させ、沈下・変状を防止するのが目的。トンネル側壁基部間を結ぶ逆アーチ型のもの。下水道人孔(マンホール)において、流れやすいように底部につける溝の事。
2.クイックサンドとは (くいっくさんど)
掘削底面付近などで、有効応力が減少して液状になった砂。
3.コーン支持力とは (こーんしじりょく)
先端が円錐状のロッドを地盤中に静的に押し込んだときのコーン(円錐状先端部)底面積当たりの貫入抵抗値をいう。コーン貫入試験によって求められる。
4.ヒービングとは (ひーびんぐ)
軟弱な粘土地盤を掘削する場合、掘削背面の土塊重量が掘削面下の地盤支持力より大きくなると、地盤内にすべり面が発生し、このために掘削底面に盛り上がりが生ずる現象。
5.ボイビングとは (ぼいびんぐ)
掘削底面より土留壁背面の地下水位が高い砂質地盤で、その水位差がある値に達すると、掘削底面の地盤が水圧により急激に持上がり、砂の粒子が沸立つように地盤が破壊される現象。
6.浅水変形とは (せんすいへんけい)
水深が波長のほぼ1/2以下になると、波動運動が海底面に制約されて、波長が短く、波速が遅くなり、波高も変化する。このような水深変化による波の変形をいう。
7.ヒ一ビングとは (ヒ一ビング)
柔らかい粘性土地盤を掘削する場合に,掘削底面下の土の強度不足から掘削底面が膨れ上がり,土留め壁の背面地盤で大きな地表面沈下が生じて土留め壁が大きく変形する現象である.
8.水深とは (すいしん)
水位と河床高(底面高)との差。
川の防災情報などで公表されている数値は水深ではなく水位。
9.PCW工法とは (ピーシーダブリューコウホウ)
「軽量盛土工法」の一種で強度の高いPC版を側壁に使用し、道路拡幅工事、災害復旧工事に採用される。
底面幅が1mで施工可、工事費はもっとも安い。
老朽化した橋梁補修にも採用される。
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