本ホームページの土木用語集には、2024年10月13日現在3238の用語が登録されています。皆様のご協力に感謝いたします。

アイコン 係船岸についての土木用語解説

ぴったり土木用語

係船岸とは (けいせんがん)

係船施設のうち岸壁、桟橋、ドルフィン、浮桟橋、物揚場等直接船舶が接岸、係船する構造物の総称。

〔追記する〕

関連用語



1.係船柱とは (けいせんちゅう)

船舶を係船岸に係留するためのもので、直柱及び曲柱がある。

2.係留とは (けいりゅう)

係船岸、係船杭、係船浮標などに係留索を使用して船を繋ぐこと。

3.桟橋とは (さんばし)

杭の上に床版を乗せた構造の係船岸。作業構台への通路。

4.埠頭とは (ふとう)

船舶が接岸して荷役、旅客の乗り降りを行うための係船岸、エプロン、上屋、道路等の施設、場所の総称。

5.防舷材とは (ぼうげんざい)

船舶が接岸するときに、船体及び係船岸の損傷を防ぎ、接岸力を減少させるため係船岸に取り付ける緩衝材。ゴム製が多い。

6.防砂シートとは (ぼうしゃしーと)

係船岸や護岸で捨石の間隔から、背後の埋立土砂が流出するのを防止するために裏込め石の背面に設ける合成繊維の布。

7.防砂板とは (ぼうしゃばん)

係船岸や護岸で堤体の間隔から、背後の埋立土砂が流出するのを防止するために、背面に取り付ける薄いゴム板。ケーソンでは、目地背面に1m巾のゴム板を帯鉄板を介してドライブイットでとめる。

8.防衝工とは (ぼうしょうこう)

船舶接岸時に、船体及び係船岸の損傷を防ぎ、接岸力を減少させるために取り付ける緩衝材のこと。防舷材もこの一種。

9.ベンドルとは (べんどる)

(pendol)
小型船が係船岸や他の船舶に接するときに、船体の損傷を防ぐために、船側に吊り下げる木製、ゴム製、プラスチック製などの緩衝材のこと。

10.タイロッドとは (たいろっど)

矢板工法などで、矢板の上部付近に取り付け、土圧を控え板などに伝える丸鋼棒。途中にタービンバックルを挿入して締め付ける。
河川・港湾・漁港の矢板式係船岸などで、矢板単体では持たない場合に、前面側の矢板をタイロッドで背面側に引っ張るような感じで使う。


ほかの専門用語を検索する