かぶりとは (かぶり)
(cover)鋼材、シースの表面とそれらを覆うコンクリートの外表面までの最短距離。
鉄筋コンクリートにおいて、コンクリート表面から鉄筋表面までの最短距離。
鉄筋組立において、かぶりを確保するためにもちいる。ドーナツ形やブロック状のものがある。土木ではモルタル製が多く使われる。
自然に地層中で圧密されてきた粘土では、先行圧密応力を求めると、土かぶり圧と一致する。このような粘土を正規圧密という。
雨水管渠などの、地面に埋まっている管渠の上の土の深さの事をいう。これが深いと工事費が増大し、浅ければ管渠が損傷する恐れがあるため、気をつけて施工にあたらなければならない。最小土かぶりは原則として1mとする。
地中に構築される構造物の上端から地表面までの厚さ、または地表面からの深さ。