アセットマネジメントとは (あせっとまねじめんと)
道路や橋梁などの公共施設について、将来的な損傷・劣化等を予測・把握し、最も費用対効果の高い維持管理を行う考え方です。
わかりやすく書くと、施設が壊れてから修理するのではなく、定期的に維持管理して施設を長持ちさせよう、という考え方。
事業を資産としてとらえ、構造物の状態を客観的に把握・評価し、中長期的な資産の状態を予測するとともに予算制約の中でいつどのような対策をどこに行うのが最適であるのかを考慮して構造物を計画的かつ効率的に行うこと。
アセットマネジメントの目的は、供用目標期間或いは、それを越えた使用期間においてそれぞれの保有性能を維持改善し、構造物の信頼性を確保することにある。構造物の保有性能が要求性能を下回らないように予防保全を行い、性能回復させることが維持管理であり、構造物の信頼性を確保することになるが性能低下が生じる時に利用者へ社会経済的な損失を明示する必要がある。