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アイコン アルカリ骨材反応についての土木用語解説

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アルカリ骨材反応とは (あるかりこつざいはんのう)

(alkali-aggregate reaction)水和反応の過程でセメント中のアルカリ成分と反応性骨材が化学反応を起こして膨張し、コンクリートに膨張ひび割れ、ポップアウトを生じさせる現象。アルカリ骨材反応は、コンクリート打設後きわめて長期にわったって生じ、アルカリシリカ反応(ASR)とアルカリ炭酸塩反応の2種類に分類される。わが国で被害が主に報告されているのはアルカリシリカ反応(ASR)である。

(alkali-aggregate reaction)水和反応の過程でセメント中のアルカリ成分と反応性骨材が化学反応を起こして膨張し、コンクリートに膨張ひび割れ、ポップアウトを生じさせる現象。アルカリ骨材反応は、コンクリート打設後きわめて長期にわたって生じ、アルカリシリカ反応(ASR)とアルカリ炭酸塩反応の2種類に分類される。わが国で被害が主に報告されているのはアルカリシリカ反応(ASR)である。

 アルカリ骨材反応を発症したコンクリートには、しばしば亀甲状のひび割れが認められます。また、ひび割れから白色のゲル状物質がにじみ出ることもあります。 アルカリ骨材反応を防止するためには、反応性のない材料を選定することが有効。コンクリートのガンとも言われ、発症すると対処は困難。しかし、仮にアルカリ骨材反応により、アルカリシリカゲルが生成されたとしても、水と接しなければ膨張は起きません。したがって、入念な施工により密度を高められた水の浸入しにくいコンクリートの場合、問題にはなりにくいといえる。また表面を被膜することで発症しにくくすることができる。

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