コアとは (こあ)
地質調査ボーリングで求められる円筒状のサンプル。
実質のコア長÷実質掘削長×100。断層破砕帯、風化変質帯ではコア採取率が低下する。
Rock Quality Designationの略で、岩盤の割れ目の多さを表す指標。
ボーリングコア長1m中に含まれる10cm以上の棒状コアの長さの合計を割合%で示す。
RQDが50%以下だと比較的砕けやすい脆い岩盤と予測できる。
穴をあけること。
ドリルのように先端を回転させて貫入させるイメージだが、土木では一般的には岩石やコンクリートに対してボーリングする事に使われることが多い。
中でもコアボーリングは穿孔(せんこう)と呼ぶ場合もある。
岩塊を台形に積み上げて作られるダム。
ダムの内部に遮水壁(コア)をつくる内部遮水壁型(中央遮水壁型、傾斜遮水壁型)と、ダムの上流面を遮水壁で覆って遮水する表面遮水壁型がある。
コンクリートダムと比べて築堤材料費が安く経済的で、基礎岩盤がそれほど堅固でないところでも築造できる。