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アイコン ダクタイル鋳鉄管についての土木用語解説

ぴったり土木用語

ダクタイル鋳鉄管とは (だくたいるちゅうてつかん)

材料としてダクタイル鋳鉄を使用した管のこと。ダクタイル鉄管ともいう。ダクタイル鋳鉄とは、従来鋳鉄の組織中に細長い片状に分布していた黒鉛を球状化させ、強度や延性を改良した鋳鉄である。従来の鋳鉄管に変わり、水道管をはじめ、下水道、ガスなど幅広い分野に使用されている。特に水道本管(導・送・配水管)においては、日本で最も多く使われている管材である。

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関連用語



1.滑材とは (かつざい)

 ソケット付きヒューム管やダクタイル鋳鉄管の接合において、挿入時の抵抗を少なくするために塗るもの。推進工法においても使う。

2.DCIPとは (でぃーしーあいぴー)

ダクタイル鋳鉄管
ductile cast iron pipe

強靭性に富み衝撃に強く耐久性がある。地盤の変動に追従できる。
内面のダクタイルをコーティングしてあるので、腐食しにくいが非常に重い。
国道や県道に埋設する場合はこれが主流。

上水道システムについては,水道施設耐震工法指針に準じて耐震設計が行われており,埋設管路の耐震計算には,地盤変形に基づく応答変位法が用いられている
配水管路網には,鋳鉄管(CIP),石綿セメント管(ACP),塩化ビニール管(VP),ダクタイル鋳鉄管(DCIP)などが採用されている
これまでの地震被害統計から一般的に,石綿セメント管や塩化ビニール管が被害を受けやすく,ダクタイル鋳鉄管は耐震性に優れていることがわかっている


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