形鋼とは (かたこう)
特定の断面形状に熱間圧延された鋼材。
ソイルミキシングウオールの略。土(Soil)とセメント系懸濁液を原位置で混合(Mixing)し造成する地中壁(Wall)。SMWは、それ自体が止水壁とし利用出来るほか、H形鋼を挿入することにより耐土圧構造物となる。
軽量形鋼の一種で、凹凸の付いた鋼板。
鋼矢板のこと。U形鋼矢板、Z形鋼矢板がある。
断面形状が溝形(凹)の形鋼。
鋼管矢板またはH形鋼矢板を現場で円形、小判形、長方形などの閉鎖形状に組み合わせて打ち込み、継手内のモルタル充填、頭部の剛結処理を行い、所定の支持力が得られるようにした基礎。
I形鋼のこと。
親杭(I形鋼・H形鋼)を一定間隔に打ち込み、掘削に合わせてフランジ間に横矢板を入れて土留めする工法。
親杭(I形鋼・H形鋼)を一定間隔に打ち込み、掘削に合わせてフランジ間に横矢板を入れて土留めする工法。
川・港湾の護岸工事,止水壁,仮設土留めで採用されている鋼矢板はU形鋼矢板が一般的である。U形鋼矢板は昭和6年に生産が開始され,400mm 幅 U 型鋼矢板が普及してきた。
平成9年に建設コスト縮減を目指した600mm幅の鋼矢板(以下「広幅鋼矢板」という)
の生産が開始され,現在は本設施工で用いられる鋼矢板は600m m 幅が主流となっている。
広幅鋼矢板よりもさらに幅が広がり,形状も従来のU形と
は異なる新世代鋼矢板「ハット形鋼矢板900」が開発された
技術概要
ハット形鋼矢板900とは,有効幅900mm のハット形状の鋼矢板である。
本鋼矢板は以下の特長を有する。
従来の広幅鋼矢板に比べて,壁面積当たりの質量が軽くなり,かつ,鋼矢板の施工枚数が減り,工費,工期の縮減が図られるとともに,形状がハット形状となったことにより施工性,構造信頼性が向上した。
H形鋼を使う