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アイコン 控えについての土木用語解説

ぴったり土木用語

控えとは (ひかえ)

土木で控えというと、一般的に素材の奥行きの厚さを示す。
積み護岸の厚さを示す場合など、現場でよく使われる言葉。
石積みなどの場合、間知石の長さを示す。

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関連用語



1.トラとは (とら)

構造物が倒れないよう張る控え用のワイヤーロープ。

2.控え工とは (ひかえこう)

矢板式壁体の安定を確保するために、その背面土中に設置するアンカー構造物。それ自身の水平抵抗と、前面受動土圧によりタイロッド張力に抵抗する。

3.控え杭とは (ひかえぐい)

中心・用地杭等の工事中に滅失する恐れのある杭を測り出せるように打つ杭。「逃げ杭」「引照点」

4.差筋とは (さしきん)

コンクリートの水平打継ぎにおいて、一体化させる目的や上部コンクリート型枠の控え止め固定用に、コンクリートに挿入する鉄筋。

5.柵板の控え杭とは (さくいたのひかえくい)

柵板がこけてこないようにひっぱる

6.擁壁とは (ようへき)

斜面などの水平土圧を壁の自重や底版上部の土砂重量で抵抗する壁体構造物。重力式、逆T式、控え壁式

7.流域共生型農業とは (りゅういききょうせいがたのうぎょう)

谷戸・低地の水田、台地・丘陵地の畑で行う、流域の健全な水循環の保全・回復を促進するように、農薬や肥料の使用をできるだけ控え、地下水を涵養し、水質に悪影響を与えない農業を本書では流域共生型農業と呼んでいます。

8.タイロッドとは (たいろっど)

矢板工法などで、矢板の上部付近に取り付け、土圧を控え板などに伝える丸鋼棒。途中にタービンバックルを挿入して締め付ける。
河川・港湾・漁港の矢板式係船岸などで、矢板単体では持たない場合に、前面側の矢板をタイロッドで背面側に引っ張るような感じで使う。


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