粗度係数とは (そどけいすう)
河川が流れるときに河床や河岸などが抵抗する度合いを表す係数。一般に、表面に凹凸がある方が、粗度係数が高くなり、流速が遅く、流量は小さくなる。
河川が流れるときに河床や河岸などが抵抗する度合いを表す係数。一般に、表面に凹凸がある方が、粗度係数が高くなり、流速が遅く、流量は小さくなる。
断面変化のない、乱れの全くない流れの状態。自然界には存在しないが、計算が簡単なので、ちょっとした計算にはこれを使用する。
計算式は以下のマニング式(manning)による。
V=1/n×R^(2/3)×I^(1/2)
・nは粗度係数(河川の計画では0.030とか0.035を用いた例が多い)
・Rは径深(面積÷潤辺)
・Iはエネルギー勾配(厳密には違うが河床勾配を使う)