飽和とは (ほうわ)
最大限度まで満たすこと。また、最大限度まで満たされていること。
土の間ゲキ内の気体又は液体をとおして伝えられる応力で、飽和している土に応力が作用した場合、そのうち土中の間ゲキ水が受け持つ分を間ゲキ水圧という。
土を土粒子と間隙流体(水+空気)に分けるとき、間隙流体の有する圧力を間隙圧という。飽和土の場合、間隙水圧となる。
土に水を散水飽和させて、見かけの粘着力をなくした後、水切りをすることで締め固める工法。砂に対して有効。
土粒子の密度試験から求められ、土の飽和度、密度、圧密沈下などの計算に用いられる。
飽和時の透水係数を「飽和透水係数」
不飽和時の透水係数を「不飽和透水係数」
という。
放射線(γ線と中性子線)を放出し、土壌の水分・密度を測定する。
盛土施工管理における、締固め度・含水比・空気間隙率・飽和度・湿潤密度・乾燥密度・含水量を自動的に計算し表示する。
土の間隙の体積に対する
間隙中の水の体積の割合
隙間の部分が完全に水で満たされた土。地下水面以下の土を指す場合が多い。