浸透についての土木用語解説
ぴったり土木用語
関連用語
1.カラーチェックとは (からーちぇっく)
浸透探傷試験のこと。
2.ゲル強度とは (げるきょうど)
注入材を砂に浸透させて硬化させた固結物(サンドゲル)や注入材だけを硬化させた固結物(ホモゲル)の強度。
3.パイピングとは (ぱいぴんぐ)
地下水の浸透流により土中の細かい粒子が洗い出され、土中にパイプ状の水みちを形成し、これが上流へ及び、遂には粗い粒子をも流し出す現象。
4.衣土とは (ころもつち)
透水性の悪い礫分の無い山土。堤防の上部に厚み30cm程度の盛土に用いて雨水の浸透を防ぐ。芝の目土にも使う。
5.衣土とは (ころもど)
透水性の悪い礫分の無い山土。堤防の上部に厚み30cm程度の盛土に用いて雨水の浸透を防ぐ。芝の目土にも使う。
6.雨水浸透貯留施設とは (うすいしんとうちょりゅうしせつ)
雨水浸透貯留施設とは、都市部における保水・遊水機能の維持のために、雨水を積極的に貯留・浸透させるために設けられる施設のことをいいます。各戸貯留、団地の棟間貯留、運動場、広場等の貯留施設と浸透ます、浸透井、浸透性舗装等の浸透施設があります。
7.河畔林とは (かはんりん)
川から浸透する地下水や洪水の影響を受ける環境下に生育する樹木のうち、河川生態系や治水・砂防などの機能に影響を与える樹木群の総称。
8.高度処理とは (こうどしょり)
高度処理とは、下水処理の過程で、一次処理、二次処理を経てなお残留する窒素、燐等を除去し、さらに処理水の水質向上を目的として行う処理のことをいいます。対象となる汚濁物質や項目によって処理の方法は異なりますが、一般的なものとして、BODならば生物処理後の凝集沈殿や活性炭吸着等、CODならば活性炭吸着、逆浸透等があります。
9.浸透トレンチとは (しんとうとれんち)
浸透トレンチは、雨水浸透施設で、長い溝内に砂利や砕石等を敷き、雨水を濾過浸透させ、雨水の急激な流出を抑制するとともに地下水の涵養にも役立つ施設です。浸透トレンチは線状に配設されるので大きな浸透容量を有しています。
10.浸透マスとは (しんとうます)
浸透マスとは、雨水流出抑制施設のうちの浸透型施設の一つで、雨水マスの底部を開口または多孔にして砂利や砕石を敷き並べ、雨水を浸透させるものをいいます。
11.浸透促進工法とは (しんとうそくしんこうほう)
造田後に湿地とならないよう地盤の排水改良を行うこと。
12.浸透探傷試験とは (しんとうたんしょうしけん)
溶接部の非破壊検査方法の一つ。赤色の浸透液を塗り、洗浄液で拭き取った後、現像液を吹きかけると傷が赤く浮き出ることにより欠陥部が判明する。
13.浸透抑制工法とは (しんとうよくせいこうほう)
火山灰台地など浸透量が大きすぎる水田に対し、床締め、客土などの工法で浸透を減じること。
14.地下水涵養とは (ちかすいかんよう)
地下水涵養とは、河川等の地表水が地中へ浸透し帯水層に供給されることをいいます。都市化により地中への浸透量が減少したり、地下水の揚水量が涵養量を上回ることで地下水位低下が起こり、地盤沈下、井戸の枯渇、地下水塩水化等の問題が生じます。
15.透水性舗装とは (とうすいせいほそう)
降雨を路盤下に浸透させる舗装。
16.保水・遊水機能とは (ほすい・ゆうすいきのう)
保水機能とは、防災調整池などにより流域内において雨水を一時的に浸透・貯留する機能のことをいいます。遊水機能とは、河川沿いの田畑等において雨水または河川の水が流入して一時的に貯留する機能のことをいいます。
17.盲排水溝とは (めくらはいすいこう)
湧水や浸透水を排水するため地中に設けられた排水溝。
18.流域共生住宅とは (りゅういききょうせいじゅうたく)
市街化が進んだ地域では、水循環の回復や洪水防御のためにも建物及び敷地内での雨水浸透、雨水利用、緑化が有効です。こうした流域の水循環・自然環境に対して貢献しうる建物、とりわけ住宅を流域に増やしていくことは、流域の水循環、環境の改善につながります。本書では、こうした流域と共存、共生を目指した住宅を流域共生住宅と呼んでいます。
19.サクションとは (さくしょん)
(suction)
吸着力や毛管力および浸透圧などによって保持されている土中水を大気中に引き離す力をいう。
単位は気圧やバールであらわされる。
20.計画減水深とは (けいかくげんすいしん)
圃場における一日当たり消費水量。
用水の土壌中への浸透量(降下浸透量+蒸発散量)を水深(mm)で表示したもの。
21.カーテングラウチングとは (かーてんぐらうちんぐ)
貯水池からの浸透流を防止するために行われる。
22.浸透トレンチとは (しんとうとれんち)
浸透トレンチの施工上の注意点は、地盤の浸透機能を低下させないため、浸透面を締め固めないものとし、掘削後は床付けを行わず、直ちに砕石等の重鎮材を投入する。
23.ブロック張工とは (ぶろっく)
ブロック張工は、風化侵食、表面水の浸透防止を主目的として、1:1.0より緩い法面で粘着力のない土砂、崩れやすい粘土などの法面に用いられる。
24.サニーホースとは (さにーほーす)
水中ポンプ等に装着する青色のホースの総称
サニーホースカンパニー社の商品名で一般名称として浸透している。
正式には樹脂製送排水ホース
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