鋳鉄についての土木用語解説
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関連用語
1.ダクタイル鋳鉄とは (だくたいるちゅうてつ)
球状黒鉛鋳鉄の別名。
2.滑材とは (かつざい)
ソケット付きヒューム管やダクタイル鋳鉄管の接合において、挿入時の抵抗を少なくするために塗るもの。推進工法においても使う。
3.グレーチングとは (ぐれーちんぐ)
道路側溝などに用いられる、鋳鉄やステンレスで作られた網目状のふた。
道路以外でも階段など、様々な場所で使用されている。
耐久性が高く使いやすいが、ハイヒールのかかとが刺さるなど、歩行者に優しくない面もあることから、格子を細かくするなどの工夫をしている製品もある。
4.DCIPとは (でぃーしーあいぴー)
ダクタイル鋳鉄管
ductile cast iron pipe
強靭性に富み衝撃に強く耐久性がある。地盤の変動に追従できる。
内面のダクタイルをコーティングしてあるので、腐食しにくいが非常に重い。
国道や県道に埋設する場合はこれが主流。
上水道システムについては,水道施設耐震工法指針に準じて耐震設計が行われており,埋設管路の耐震計算には,地盤変形に基づく応答変位法が用いられている
配水管路網には,鋳鉄管(CIP),石綿セメント管(ACP),塩化ビニール管(VP),ダクタイル鋳鉄管(DCIP)などが採用されている
これまでの地震被害統計から一般的に,石綿セメント管や塩化ビニール管が被害を受けやすく,ダクタイル鋳鉄管は耐震性に優れていることがわかっている
5.鋼とは (はがね)
Fe‐C系合金でC濃度が約2%(重量)以下のもの。これ以上のC濃度のものは鋳鉄。炭素だけを合金元素として含む鋼を普通鋼、炭素鋼(plain carbon steel)、他の合金元素を添加したものを特殊鋼または合金鋼という。鋼は、焼入れにより高質化、焼戻しにより靭性を調整できるなど、機械的性質を熱処理により制御できる特徴がある。
6.ダクタイル鋳鉄管とは (だくたいるちゅうてつかん)
材料としてダクタイル鋳鉄を使用した管のこと。ダクタイル鉄管ともいう。ダクタイル鋳鉄とは、従来鋳鉄の組織中に細長い片状に分布していた黒鉛を球状化させ、強度や延性を改良した鋳鉄である。従来の鋳鉄管に変わり、水道管をはじめ、下水道、ガスなど幅広い分野に使用されている。特に水道本管(導・送・配水管)においては、日本で最も多く使われている管材である。
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