本ホームページの土木用語集には、2024年11月9日現在3252の用語が登録されています。皆様のご協力に感謝いたします。

アイコン 鉛直についての土木用語解説

ぴったり土木用語

鉛直とは (えんちょく)

水平に対しての垂直のこと。重力の方向のこと。

水平に対しての垂直のこと。重力の方向のこと。

〔追記する〕

関連用語



1.バイブロハンマーとは (ばいぶろはんまー)

互いに組となる偏心重錘を同位相で逆回転し、鉛直振動を発生させる装置。これを用いて杭や鋼矢板を打つことを振動打撃工法という。

2.下げ振りとは (さげふり)

測量や現場で鉛直を出すための円錐形の振り子。

3.斜材とは (しゃざい)

鉛直面内で斜めに配置される構造部材。トラスの腹材のうち斜めに配置される物。斜張橋の吊り材。

4.直立堤とは (ちょくりつてい)

前面が鉛直になった防波堤。

5.津波とは (つなみ)

地震発生後、海底の急激な地殻変動によって起こる波。波長は水深に比べてきわめて長く、波高は地殻変動の鉛直高に等しい。

6.内部摩擦角とは (ないぶまさつかく)

土のせん断強さのうち、鉛直応力に比例する摩擦抵抗分を表す角度φ

7.平均CBRとは (へいきんしーびーあーる)

鉛直方向に支持力の異なる路床の支持力を、路床1m下で見なしたCBR値。

8.法勾配とは (のりこうばい)

護岸や堤防などの斜面の部分の勾配(傾斜、傾き)のことをいう。直角三角形の鉛直高さを1としたときの水平距離がnの場合、1:nと表示する。たとえば1:2は2割勾配、1:0.5は5分勾配というような言い方をする。ちなみに、2割勾配は5分勾配よりも緩やか。

9.量水標とは (りょうすいひょう)

①潮位を知るために現場に設ける鉛直なスケール。目盛りは20cm単位で1m毎に横木を打ちつける。②河川やひかんなどで水位を測定するために設置された標尺。

10.粘着力とは (ねんちゃくりょく)

土のせん断強さ(τ=c+σtanΦ)のうち、鉛直方向に関係の無い成分定数cのこと。
この値は排水条件により異なる。

11.バーチカルドレーンとは (ばーちかるどれーん)

プレロード工法により地盤を沈下させる際に地中鉛直方向に作られる排水路の総称。プレロード工法にバーチカルドレーン工法を併用することにより、土の中の水分を早く排出でき、沈下の促進が図られる。砂で作られるサンドドレーン、特殊な紙で作られるペーパードレーンなどがある。

12.斜杭とは (しゃくい)

通常とは違い、鉛直ではなく、斜めに打ちこまれた杭のこと。

13.サグとは (さぐ)

ケーブル自身やこれにかかる橋体の重量に起因して生じる垂れ下がりのこと。サグ量とは、垂れ下がった量を示す数値で、ケーブル両支点を結ぶ直線とケーブルとの鉛直距離を支間中央位置で測った値。


ほかの専門用語を検索する