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アイコン 樋門についての土木用語解説

ぴったり土木用語

樋門とは (ひもん)

堤防を横切って(堤防の中に水路が埋設)つくられた水を導く暗渠。用水の取水や内水の排除をするためのもの。洪水時には水路に付けられたゲートが閉められ堤防と一体となって住宅地側に洪水が流入してくるのを防ぐ。

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関連用語



1.背水とは (はいすい)

主に本川と支川との関係で、洪水時に本川の水位が高いと、支川の水が流れづらくなり、水位が上昇します。
この現象を背水といい、その影響を受ける区間を背水区間といいます。
大河川に小さい川が流れ込むような場合、支川自体が必要とする堤防高が低くても、本川の影響により、背水区間にとてつもなく高い堤防が施工される場合があります(そのような場合、一般的には樋門とかで締め切りますが)。

2.吐口とは (はきぐち)

一般には、水などを流しだす部分をいう。
排水工や樋門の場合、川側の開口部を吐口という。

3.グラウトホールとは (ぐらうとほーる)

グラウトホールは設置されているか?
との質問を受けました。
樋門の軟弱地盤対策関係の後の、「その他の項目」の時です。
文字通り捕らえていいのかどうか?

4.グラウトホールとは (ぐらうとほーる)

柔構造樋門の地盤沈下として採用される。
函体の底版下に空洞が発生した場合、その対策としてグラウトによって空洞を充填することが有効である。グラウトは、底版上から注入すれば効果的であるから、底版にグラウトホールを設置しておく乙とが望ましい。
グラウトホールの設置間隔は、5m程度でしゃ水矢板の位置、グラウトの能力に応じて決定する。また、このグラウトホールを利用して,底版下地盤に空洞測定用沈下板を設けることで空洞の発生を観測することができる。
柔構造樋門設計の手引きp128あたりに記載されています。

5.湛水とは (たんすい)

水が溜まること。
ダムに水を貯めるのも湛水だし、洪水時に樋門から内水を排除出来ずに堤内地に水が溜まってしまうのも湛水という。


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