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アイコン 波速についての土木用語解説

ぴったり土木用語

波速とは (はそく)

海面において、波の形が前進する速さ。波形の前進する速さのこと。水面波形の進行速度で、位相速度とも呼ばれ、Cで表示する。C=L(波長)/T(波の周期)である。また津波は長波(波の深さに比べて波長が著しく長く、波長1~10km,周波数 30~300kHzの範囲にあり LFと略記する波)として扱い、津波の波速はC=√ghで表わされる。太平洋における津波の速度は時速約760キロにもなる。ジェット機(飛行機)並みの速度ともいえる。1960年5月のチリ地震(モーメントマグニチュード9.5で観測史上最大の地震)では日本の岩手県釜石市に22時間24分で波高0.7mを記録した。

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関連用語



1.屈折とは (くっせつ)

斜めに波が入射するとき、水深変化に伴って波速が変化するために、波向きが変わる現象。

2.浅水変形とは (せんすいへんけい)

水深が波長のほぼ1/2以下になると、波動運動が海底面に制約されて、波長が短く、波速が遅くなり、波高も変化する。このような水深変化による波の変形をいう。

3.PS検層とは (ぴーえすけんそう)

ボーリング孔を用いて地盤のP波速度およびS波速度の測定を行い、地盤の力学的特性を把握する方法。

4.リッパビリティとは (りっぱでりてぃ)

掘削の難易性のこと。弾性波速度で表される。


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