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アイコン 番線についての土木用語解説

ぴったり土木用語

番線とは (ばんせん)

土木、建築工事において物を結束するのに使われるなまし鉄線。太さを番手で表すところから番線と呼ばれる。通常8番、10番が用いられる。
別名「しの」

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関連用語



1.イカとは (いか)

番線を予め半分に折り、捻りをいれ結束出来る状態加工したもの。「能率番線」のこと。②船舶機関室に新鮮な空気を入れる目的で張る帆布のこと。

2.クリッパーとは (くりっぱー)

番線などを切断する工具。

3.しのとは (しの)

長さ30cm程度の先のとがった鉄棒で、穴の位置を合わせたり、番線を締め付けたりするときに使用する工具。

4.つのとは (つの)

角の様に片方が尖っている工具。結束用の鉄線(番線)を緊結し絞る時に使う。又、金属型枠を合わせる時の固定穴に差し込み、組み立て作業時の補助的に使用する。種類によっては対の方にラチェット機能が付いているもの(別名ガッチャ)もある。

5.焼きなまし鉄線とは (やきなましてっせん)

焼なましとは、金属をある温度点熱して除冷すると、弾性限度や強度は低下するが、伸びは増加する。これを焼なましという。鉄筋の結束線や丸太等の結束番線は焼なまししたもので、なまし鉄線といい結束しやすい鉄線となる。


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