締固めとは (しめかため)
(compaction)打ち込んだコンクリートを振動させたり、叩いたり、突いたりして空隙を少なくし、密実にすること。
土の場合は、ランマーなどの締め固め機械を使用して締め固める。
(compaction)打ち込んだコンクリートを振動させたり、叩いたり、突いたりして空隙を少なくし、密実にすること。
土の場合は、ランマーなどの締め固め機械を使用して締め固める。
(workability)まだ固まらないコンクリートの練混ぜ、運搬、打込み、締固めなどの作業性の善し悪し。
最適な締固めをおこなうため、乾燥時には加水し、湿潤時には曝気などにより土の含水比の調整を行うこと。
石英粉末。現場締固め試験やコンクリートの補修に用いる。
仕様書又は現場での締固め度(乾燥密度)に対応する。
土の含水比を変えて一定の方法で締め固めたときの含水比と乾燥密度との関係を表す曲線。
主にハンドガイド式の小型締固め機械。原動機の回転力をクランクによって往復動(上下動)に変え、これをスプリングを介して底板(打撃板)を振動させることで、締固め作用をするとともに、機体の跳上りによって自走する。平板振動機を自走車両に装備した大型のものもある。
土や路盤材を一定の方法で締固めたとき,含水比と乾燥密度(単位容積当たりの土や路盤材の実質部分質量)の関係を表したグラフを締固め曲線という。曲線の最大値を最大乾燥密度,それに対応する含水比を最適含水比と呼ぶ。締固め度Dcとは,試験に用いた試料と同じ土(または路盤材)であるという前提で,盛土時の締固めの程度を示す値であり,現場で測定された湿潤密度から乾燥密度を計算し,その値が最大乾燥密度の何%に相当するかを示す。盛土の目的により,管理基準値がDc=85%,90%,95%等と定められている。
路床・路盤材料の適否を評価するためのCBR試験です。
現場の締固め条件に合わせて求めた砕石,砂利,砂などの粒状路盤材のCBR試験で、路床材、路盤材の選択に用いられます。
このCBR値によっては、締固め条件、使用する材料を修正することもあります。
ゆるい砂地盤中に棒状の振動機を水の噴射と振動によって貫入し、水締めと振動により砂地盤を締固めるとともに、生じた空隙に砂利などを充填して地盤を改良するものである。
roller compacted dam-concreteの略語。
コンクリートダムの施工において、コンクリートの運搬はダンプトラックやインクラインを使用し、締固めは振動ローラ、打設は堤体を水平面全体を数ブロックに分けて行う工法をRCD工法という。
アスファルト混合物の敷均しと締固めに際して1回の敷均し層を通常の場合よりも厚く、仕上がり厚で、10㎝以上とする施工方法。
主として、路盤の施工に、採用される。
緩い砂質地盤の締固めを目的として開発され、棒状の振動体に上下振動を与えながら地盤中に貫入し、締固めながら引き抜く工法である。
放射線(γ線と中性子線)を放出し、土壌の水分・密度を測定する。
盛土施工管理における、締固め度・含水比・空気間隙率・飽和度・湿潤密度・乾燥密度・含水量を自動的に計算し表示する。
土質性状の異なった地盤上に構造物を設置した場合に起きる沈下現象であり、不同沈下ともいう。
盛土の締固めが不十分であったり、地盤の厚さが不均一であることなどに起因し、構造物全体が同一な沈下をせずに、片側が著しく沈下を起こすような不均衡な状態となる。
強制昇降装置による回転圧入で、ケーシングパイプの貫入・引き抜きを行ない、ケーシングパイプを所定深度まで貫入した後、細かくウェーブ施工することによって、杭体を拡径し締固めを行なう。振動エネルギーを用いないので、静かに「締固め」が行える工法
低レベル線源を使って土質の締固め状態を測定する計器
土の含水比を変化させて、一定の方法で突き固めた時の乾燥密度と含水比の関係(締固め曲線)を知り、それにより最大乾燥密度及び最適含水比を求めるための試験
盛土法面整形工とは、盛土を行い法面表層部を締固め整形すること。
切土法面整形工とは、地山を削り取り法面表層部を整形すること。
締固めを行いすぎることで、強度が低下する現象をオーバーコンパクションという。これは土粒子の構造そのものが破壊されることが原因の一つだとされている。
含水比の高い粘性土を締め固める際、突固め回数、転圧回数などの締固めエネルギーが大きくなると、繰り返し作用によるせん断破壊のために強度が低下する現象。
転圧回数などの締固めエネルギーが大きくなると、繰り返し作用によるせん断破壊のために強度が低下する現象。