スラグとは (すらぐ)
(slag)鉱滓のこと。製錬時に溶鉱炉中の溶融金属の上に生じる。高炉で銑鉄と同時に生成するものを高炉スラグ、転炉で鋼と同時に生成するものを転炉スラグと呼ぶ。
尾砂
アーク溶接やガス溶接の際、溶接棒などから飛び散るスラグや溶融金属の粒。これが多いと作業に支障をきたす。
溶鉱炉などで溶錬する際に生じる非金属性の不純物。スラグ、のろなどの総称。
銑鉄を製造するときに発生する鉄鋼スラグ。冷却の違いにより高炉徐冷スラグと高炉水砕スラグに分けられる。高炉水砕スラグは高炉セメントの原料。
(ground granulated blast-furnace slag)急冷した高炉スラグを粉砕してつくる微粉末。シリカ、アルミナ、石灰などの化合物からなる。
(portland blast-furnace slag cement)急冷された高炉スラグを混合材として用いた混合セメント。
(aggregate)モルタル又はコンクリートを造る上で、セメント、水と練り混ぜる砂、砕砂、砂利、砕石、スラグ骨材、その他類似の材料。 さいこつざい
(blended cement)ポルトランドセメントに、ポゾラン、急冷高炉スラグなどのシリカ質、石灰質を主成分とする混合材を予め混合したセメント。
在来土が路盤材料として適当でない場合、他の材料(砕石・砂利・スラグ・砂・シルト質粘土・砂粘土混じり砂利等)を加えて改良した路盤。
廃棄物や焼却灰をセ氏1300度以上の炉に入れ、有機物を燃焼させ、無機物を溶融した後、空気中または水中で冷却し固化して得られるガラス質の固形物。土木・建築資材として有効利用される。溶融固形物。
盛り土本体の重量を軽減し、原地盤へ与える盛り土の影響を少なくする工法で、盛り土材として発泡剤(ポリスチレン)、軽石、スラグなどが使用される。
期待される効果:全沈下量減少