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アイコン 切土についての土木用語解説

ぴったり土木用語

切土とは (きりど)

cutting.工事の施工基面より高い所の土砂を削り取ること。あるいは、そのようにして切り取った土砂のことをいうこともある。

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関連用語



1.エロージョンとは (えろーじょん)

(erotion)切土・盛土法面が降雨などにより部分的に侵食されること。

2.ラウンディングとは (らうんでぃんぐ)

(rounding)切土頂部の法面を地山肩部へ丸みを付けて摺り付けること。

3.横断地下排水溝とは (おうだんちかはいすいこう)

切土・盛土のある部分の箇所に設置し、側溝の多すぎる水を谷側の排水溝に送る働きをするバイパス。

4.斜面安定対策工とは (しゃめんあんていたいさくこう)

斜面崩壊の発生要因を低減し、斜面の安定を図る方法。適正のり勾配に切土、盛土する抑制工、杭、アンカーなどで地山の変形をできるだけ抑えようとする抑止工とがある。

5.丁張とは (ちょうはり)

基礎マウンドや盛土切土を完成させるのに用いる目安の定規。

6.土積曲線とは (どせききょくせん)

縦、横断面から算出した土工量を、横軸に距離(測点位置)、縦軸に始点からの土工量の和(切土を正、盛土を負)で表した曲線。

7.擁壁構造とは (ようへきこうぞう)

擁壁とは、盛土、切土などの人工斜面や自然斜面において、用地の確保や斜面の安定を目的に、壁状に連続して設ける土留め構造物である。道路土工 擁壁工指針1)では、主要部材の材料や形状、力学的な安定のメカニズムなどにより、以下の図-1に示すように擁壁を分類しており、多くの種類の擁壁が存在することが判る。
以上を総称して、擁壁構造という。

8.バケット係数とは (ばけっとけいすう)

ショベル系掘削機の作業能力を検討するときに必要な係数。

土質、切土深さ、切土高さなどにより作業のしやすさが異なるため、作業計画を立てるときは「道路土工」などを参考に係数を設定する。

建設機械によっても異なるが、普通土で0.60~1.00、粘性土で0.45~0.75といった値である。山盛になりやすいもの、かさばらず空隙の少ないもの、掘削の容易なものなどは、作業効率が良いため、大きい係数を与える。

9.盛り土とは (もりど)

山腹や丘の斜面などの傾斜地を造成するときなどに、他から採取した土砂を古い地盤の上に盛り上げて平らにしたところを「盛土」、土砂を削り取って残った部分を「切土」という。十分な締め固めをしていない盛土は軟弱で、地震による地割れ、建物の荷重による不同沈下などの要因になる。粘土層などの軟弱地盤の上に盛土をすると、盛土の重みで粘土層が圧縮されて沈下する「圧密」現象が起きる。「切土」は比較的良質な地盤。

10.CAとは (しーえー)

切土のこと

11.法面整形とは (のりめんせいけい)

盛土法面整形工とは、盛土を行い法面表層部を締固め整形すること。
切土法面整形工とは、地山を削り取り法面表層部を整形すること。


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