鋼矢板とは (こうやいた)
仮設時の土留めなどでよく用いられる鋼鉄製の板。
U形、Z形、H形などの凹凸がついた鋼板の両端に継ぎ手があり、互い違いに継手を噛みあわせることで壁面を作ることができる。
止水性が高いため、土留めなどの仮設に頻繁に用いられるほか、護岸にも用いられる。
仮設時の土留めなどでよく用いられる鋼鉄製の板。
U形、Z形、H形などの凹凸がついた鋼板の両端に継ぎ手があり、互い違いに継手を噛みあわせることで壁面を作ることができる。
止水性が高いため、土留めなどの仮設に頻繁に用いられるほか、護岸にも用いられる。
鋼矢板及び鋼管矢板式岸壁で矢板頭部を巻き込んで打設する上部コンクリート。
鋼矢板のこと。U形鋼矢板、Z形鋼矢板がある。
鋼矢板打設などにおいて、吊り上げワイヤーを取り付けるシャックル用の穴を鋼材にあける。この穴のこと。
鋼矢板の継ぎ手部分。
小規模な掘削に用いられる軽量鋼矢板。
互いに組となる偏心重錘を同位相で逆回転し、鉛直振動を発生させる装置。これを用いて杭や鋼矢板を打つことを振動打撃工法という。
延長距離や傾き修正用の鋼矢板。バチパイル、バチ矢板のこと。
鋼矢板を円形に組み立てた後、大型クレーン船で現地に運搬し、多数のバイブロハンマーによって一気に鋼矢板を打ち込む工法。
鋼矢板を円形に打ち込み、円弧(アーク部)にて連結し、中詰し、上部コンクリートを打設した防波堤。
ドライワークが要求される場合、内部を排水するために鋼矢板、鋼管矢板などを打ち込んで築造する仮設構造物
鋼矢板などを打設するとき、打設しているしている以外の隣接矢板が一緒に沈下すること。
型枠、鋼矢板、鋼杭などを所定位置に吊り上げておろすこと。
河川では、計画高水位以下の水位の流水を安全に流下させることを目的として、山に接する場合などを除き、左右岸に築造される。構造は、ほとんどの場合、盛土によるが、特別な事情がある場合、コンクリートや鋼矢板(鉄を板状にしたもの)などで築造されることもある(右岸・左岸の図参照)。
鋼矢板等に付着した土。
鋼矢板、鋼管杭などを打設する際に使用するガイドのこと。
来普通鋼矢板の1枚のピッチは40cmしかありませんでしたが、H9から工費縮減の流れを受けて60cmピッチのものも新日鐵からでてきました。打ち込み費は従来のバイブロ規格のものがそのまま使用できるそうです。
コンクリート打設の際、その圧力で型枠が膨れること。山留鋼矢板が土圧により開削面側に膨らむこと。
鋼管矢板またはH形鋼矢板を現場で円形、小判形、長方形などの閉鎖形状に組み合わせて打ち込み、継手内のモルタル充填、頭部の剛結処理を行い、所定の支持力が得られるようにした基礎。
鋼矢板打ち作業において、傾きや共下がりを防ぐため20枚程度を先に建て込み、後で打つ方法のこと。
土べら(ドベラ)落とし
鋼矢板等に付着した土を除去する作業
川・港湾の護岸工事,止水壁,仮設土留めで採用されている鋼矢板はU形鋼矢板が一般的である。U形鋼矢板は昭和6年に生産が開始され,400mm 幅 U 型鋼矢板が普及してきた。
平成9年に建設コスト縮減を目指した600mm幅の鋼矢板(以下「広幅鋼矢板」という)
の生産が開始され,現在は本設施工で用いられる鋼矢板は600m m 幅が主流となっている。
広幅鋼矢板よりもさらに幅が広がり,形状も従来のU形と
は異なる新世代鋼矢板「ハット形鋼矢板900」が開発された
技術概要
ハット形鋼矢板900とは,有効幅900mm のハット形状の鋼矢板である。
本鋼矢板は以下の特長を有する。
従来の広幅鋼矢板に比べて,壁面積当たりの質量が軽くなり,かつ,鋼矢板の施工枚数が減り,工費,工期の縮減が図られるとともに,形状がハット形状となったことにより施工性,構造信頼性が向上した。