法尻とは (のりじり)
斜面の下側の角のこと。
例えば、地盤に土を盛り上げた場合、地盤と盛土の接合部にできる折れ点が法尻となる。
上部の法面の始まりは法頭(のりがしら)。
捨石基礎の法尻外側に、基礎捨石よりも粒径の小さい、比較的小断面の捨石を行うもので、この捨石を在来地盤になじむ形で安定させ、本体の基礎捨石の洗掘を防止する。
一般に堤防の川裏の法尻から、対岸の堤防の川裏の法尻までの間の河川としての役割をもつ土地を河川区域と呼ぶ。河川区域は洪水など災害の発生を防止するために必要な区域であり、河川法が適用される区域。川の流れのあるところ、草木が茂っているが流水区域に類する状況を呈している区域を1号地とする。河川管理施設(ダム、堤防)の敷地区域を2号地とする。堤外の区域のうち1号地と一体的に管理を行う必要がある土地を3号地とする。
法面の最下端のこと。法尻。
法面の湧水、雨水を排水し路面に
流入させないようにする。
堤防護岸の移動および沈下を防止するとともに、法尻の保護を目的として設置される基礎工の一種である。
切り取られた法面の頭頂部。下部の法面の終わるところは法尻(のりじり)。
法面の上端のこと。
反対にのり面の下側は法尻という。
法面からの流水及び縦排水溝からの流水を集中し流下させる。