陸についての土木用語解説
ぴったり土木用語
関連用語
1.クローラーとは (くろーらー)
ブルドーザーなどの走行装置。接地圧が小さく、軟弱地盤、不陸地などの走行が可能。履帯。
2.ディッパー浚渫船とは (でぃっぱーしゅんせつせん)
硬い土質や削岩後の浚渫に適した浚渫船で、掘削原理は陸のショベルと同一。
3.ドライドックとは (どらいどっく)
陸地を掘り下げて作業場を設け、海への出入口に扉を設けて船舶や建造物の出入りの際に作業場に注水して、海面と同一水面にして引き出せる構造としたもの。
4.ドルフィンとは (どるふぃん)
陸から離れたところに設ける杭式係船用構造物。
5.ビオトープとは (びおとーぷ)
ビオトープとは「特定の生物群集が生存できるような,特定の環境条件を備えた,均質なある限られた地域」と定義される生態学用語であり,平たく言えば「生き物が生息できる一定の空間」です。河川は,それ自体がひとつのビオトープであると同時に,上下流の繋がり,陸域との繋がりから多くのビオトープを連結するネットワークの骨格を成し得る空間として重要です。
6.フロート台船とは (ふろーとだいせん)
内陸部の湖沼で使用できるように、フロート(角形浮体)を組み合わせて造る作業用台船。
7.マリーナとは (まりーな)
プレジャーボートの利用及び収容施設である外郭施設、水域施設、係留施設、上下架施設、陸上施設、安全施設及びサービス施設を備えた施設の総称。「マリーナ港区」として港湾法に位置付けられている。
8.河岸とは (かがん)
川と陸の境界部分。水際。
9.干拓地とは (かんたんくち)
干潟や浅瀬を人工的に陸地化したもの。ほとんど平坦。土地造成のため盛土している場合がある。
10.基層とは (きそう)
アスファルト舗装において路盤の上にある粗粒度アスファルト層。路盤の不陸を平滑化し、表層からの荷重を均等に下に伝える。
11.供用性指数とは (きょうようせいしすう)
(PSI)供用開始後の道路舗装の傷みを示す指標。D=轍掘平均深さcm、C=ひび割れ率%、σ=縦断方向不陸標準偏差mmから求める。PSI=4.53-0.518logσ-0.317*C1/2剰-0.174*D2剰。PSI=2以下でオーバーレイ。
12.橋梁とは (きょうりょう)
橋のことで、道路・鉄道・水路などが障害物などの上空を通過するための架空構造物を総称するが、狭義では、水面上を通過するための架空構造物を意味し、陸上部を通過するための架空構造物である高架橋と区別して用いられることもある。
13.見通し竹とは (みとおしたけ)
浚渫、捨石などの海上作業や深浅測量を行う際に、対象範囲、位置、測線などが目視で確認できるよう、陸上または海水面上に設標するもの。竹の先端に旗布をくくって視認しやすくしたものを同一線上に複数本設置し、それらが重なったことを見通して確認することから、見通し竹
14.鋼製ケーソンとは (こうせいけーそん)
陸上で製作して設置場所に曳航し沈設する鋼製を使ったケーソンをいう。 「鋼殻ケーソン」ともいう。
15.障害物制限表面とは (しょうがいぶつせいげんひょうめん)
航空機の安全な離着陸を確保するために飛行場周辺に設置される表面で、この表面上にはあらゆる障害物の設置が航空法で規制されている。
16.船揚場とは (ふなあげば)
斜面を使って船舶を陸上に揚げ降ろしする施設。
17.揚土船とは (ようどせん)
土砂専用運搬船などにより運搬されてきた土砂をグラブやポンプにより陸揚げする作業船。
18.陸打ちとは (おかうち)
小規模なコンクリート構造物を施工の便宜上、別の場所で型枠組立、コンクリート打設を行い、2次製品化し、所定の場所へ吊り込み据付けること。
19.陸墨とは (ろくすみ)
墨出し作業において、各階の水準の基本となる水平線を表す。一般には、床仕上りより1000mm上げの水平墨をいう。
20.陸閘とは (りっこう)
部分的に堤防天端高を下げて道路や通路を通し、洪水や高潮時に締め切ることが出来る施設。通常、敷高を計画高水位以上としている。
21.零号とは (れいごう)
ポンプ浚渫において、水上部に布設した管と陸上部に布設した管との接合部。
22.BMHとは (ビーチマンホール)
海底ケーブルが陸上に上がった最初のマンホール
23.LPとは (ランディングポイント)
海底ケーブルが上陸した地点
24.不陸とは (ふりく)
表面が整形されてない状態をいう。
自然な状態の地盤や、盛土後に転圧等をしていない、表面ががたがたしているような場合に呼ばれることが多い。
25.砂州とは (さす)
一般に、川の中に砂や石が堆積してできる陸地のことを砂州という。
砂州の形は、掃流力や川幅、水深などの関係から、単列砂州、複列砂州、うろこ状砂州などの形状が推定出来る。
26.船揚場とは (ふなあげば)
嵐のとき船を陸に揚げたり,なぎの時は海に下したりすることで、傾斜の所に、松の角材を等間隔に固定したもの
27.不陸整正とは (ふりくせいせい)
舗装又は路盤工の施工前に路盤工表面又は路床面の不陸を整正する作業。
28.陸閘とは (りっこう)
河川、海岸等の堤防を、車両や人の通行が可能なように途切れさせ、高水時には門扉を閉鎖することで堤防等と同様の防災機能を有するようにした施設。
29.ベルタイプ基礎とは (ベルタイプきそ)
杭基礎の施工法で特殊基礎に分類される。海底地盤中に必要な本数の鋼管杭をくい打ち船により打ち込む。その後、陸上の工場で予め製作しておいた橋脚やその下のフーチングを大型海上クーレンで鋼管杭上に置き、水中コンクリートを打設して、海中等に橋脚をつくる基礎工法である。
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