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アイコン 引張についての土木用語解説

ぴったり土木用語

引張とは (ひっぱり)

材料の外側に向かって引っ張られる力を受けること。

また、その力を引張力という。

【相対語】圧縮

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関連用語



1.エキスパンとは (えきすぱん)

エキスパンデッドメタル(expanded metal)薄鋼板に切り目をつけ、引張って作られる。

2.せん断降伏強度とは (せんだんこうふくきょうど)

鋼材においてその引張降伏強度を基に、材料の降伏条件式から求められる。

3.プレストレストコンクリートとは (ぷれすとれすとこんくりーと)

(prestressed concrete)引張りに弱く圧縮に強いコンクリートの性質を利用して、荷重により生じる引張力以上の圧縮力を導入して造られたコンクリート。

4.引張強度とは (ひっぱりきょうど)

(tensile strength)供試体が耐えうる最大引張荷重を、引張力に垂直な供試体の断面積で除した値。但し、コンクリートの場合は間接的方法を用いる。

5.軟鋼とは (なんこう)

鋼材の化学成分による分類では各種合金元素の含有成分により、炭素鋼、合金鋼、ステンレス鋼に分けられる。
軟鋼は炭素鋼の一種で、一般に炭素含有量が0.13から0.2%、引張強度38から44kgf/mm2を有する。
一般構造用鋼や棒鋼に広く使用されている。

6.PC管とは (ぴーしーかん)

高圧縮強度コンクリートと高引張強度PC鋼材の特長を活かして設計されたコンクリート管。

7.プレストレストとは (ぷれすとれすと)

コンクリートは、圧縮に強いが引張りには弱い。
たとえば単純なコンクリート塊を橋桁に使った場合、上から荷重がかかると、当然たわみ、下側の面に引張応力が生じ、ひび割れ等が生じる。
そのため、引張応力が発生する箇所(橋桁なら下面)にあらかじめ強めの圧縮応力を与えておき、引張応力を打ち消そうという考え方。

8.主筋とは (しゅきん)

鉄筋コンクリート構造の柱や梁において、主に引張力を負担する鉄筋のことである。

9.プレストレスとは (ぷれすとれす)

荷重によって生じる引張応力の一部、あるいは全部を打ち消すようにあらかじめ加える圧縮応力のこと。

10.アンカーボルトとは (あんかーぼると)

木材や鋼材といった構造部材もしくは設備機器などを固定するために、コンクリートに埋め込んで使用するボルト。
引張やせん断に抵抗することによって、コンクリートに取り付けられた構造部材や設備機器が分離、浮遊、移動、転倒することを防ぐ。

11.PCとは (ぴーしー)

プレストレストコンクリートの略。プレキャストコンクリートの略。

プレストレストコンクリート(prestressed concrete):引張りに弱く圧縮に強いコンクリートの性質を利用して、荷重により生じる引張力以上の圧縮力を導入して造られたコンクリート。

12.主鉄筋とは (しゅてっきん)

部材が荷重を受けたときに曲げ引張力を受け持つ鉄筋。
軸方向鉄筋とも。
想定する部材が2方向に曲げ荷重を受ける場合等、軸方向とその直角方向の両方が主鉄筋となる場合がある。


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