支保工とは (しほこう)
(support)型枠の一部でせき板を所定の位置に固定するための仮設構造物。型枠支保工、山留支保工、トンネル支保工などがある。
(support)型枠の一部でせき板を所定の位置に固定するための仮設構造物。型枠支保工、山留支保工、トンネル支保工などがある。
四角形に枠組みした鋼製支柱。橋の仮支柱や支保工材として用いる。
足場が倒壊しないように入れる突っ張り。坑口支保工が外に崩れないようにする突っ張りのこと。
トンネル支保工建て込み後、支保と地山の間に差し込む松矢板の事。
トンネルの支保工や覆工が施工された後、それらに作用する土圧が増加すること。
トンネルを掘削する時の高さの目安。通常、掘削盤から1mの高さに、支保工やトンネル壁に印す。
山留壁及び切梁、腹起こしなどの支保工を設け、その内部を掘削する工法。
支保工の建て込み作業を削孔、爆破、ずり積み後ただちに行うことをいう。
支保工なしで、地山を横掘りすること。
土留壁根入れ部の地盤の塑性域を考慮し、掘削に伴い遂次変化する土留壁や支保工の断面計算を行う解析法をいう。
柱、梁などの鉄筋、複雑で大型の型枠、土止め支保工などを地上で組み立てること。橋梁などの大型で複雑な鉄骨構造物を工場などで仮組みすること。鉄骨工事などでそのまま運搬できない部材を分割、搬入し、現場の地上で組み立てること。
隧道支保工において、本柱に添える補強用柱のこと。
掘削した法面や斜面の土砂の崩壊を防止するために設ける仮設構造物で、土留壁や支保工で構成される。
①建築のこと。②トンネル工事における支保工の総称。
支保工が土圧により著しく変形したとき、変形した枠の外側を掘削して再び新しい支保工を建て込むこと。
支保工が重圧により変形が著しく、その内側に補強工を施せば空間が狭くなり内空断面が確保できなくなるようなとき、変形した枠の外側を掘削して再び新しい支保工を建て込むこと。
支保工を建てることなく、掘削を進めていく事。(支保パターンCⅠ等)
土留め支保工の継ぎ手の方法です。
ポンチ絵でわかりやすく示してください
支保工等の構造計算を行って安全が確立しない限り、原則として認めらない施工である。横掘り、えぐり掘り等と類似した用語である。
トンネル等に対する土圧が左右対称でなく、著しく片寄って作用する場合をいう。一般の場合でも、 トンネルの荷重は、支保工、覆工に対して対称、かつ一様に働くとは限らないが、特にトンネル上部の土被りが小さく、しかも傾斜している場合、地層がトンネル断面に対して傾斜している場合、地質が均一でない場合、膨張性地質で片側からより強く押される場合、等では偏土圧が作用する場合が多い。一般に、 トンネルの支保工、覆工は、左右対紘の荷重に対して有効な形状に設計されているので、偏土圧が作用する場合は、危険になることがあるから十分に注意する必要があり、場合によっては、押え盛土、保護切取り、抱きコンクリート等の処置を考えなければならない。