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アイコン 用水についての土木用語解説

ぴったり土木用語

用水とは (ようすい)

一般的には農業用水を示す。
農場に使用する前の水のことで、水田や畑に入る前の水を示す。
この水が流れる水路を農業用水路又は農業用用水路という。
工業用に使用する場合は工業用水という。

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関連用語



1.インフラストラクチャーとは (いんふらすとらくちゃー)

良好な生活環境を確保し、産業活動を推進させるうえでの基盤となる固定施設で、基礎構造あるいは下部構造ともよばれている。道路や鉄道などの交通施設、上下水道・工業用水道などの供給処理施設、国土保全施設・農林漁業の基盤施設などが該当する。

2.雨水吐き室とは (うすいばきしつ)

合流式下水道において、処理可能量以上の雨水を公共用水域へオーバーフローさせるための施設。

3.終末処理場とは (しゅうまつしょりじょう)

下水を最終的に処理して、河川その他の公共用水域へ放流するための処理施設。

4.常時満水位とは (じょうじまんすいい)

ダムの目的の一つである利水目的(水道、かんがい、工業用水等)に使用するため、貯水池に貯めることが出来る最高の水位。渇水・洪水時期以外は常時この水位に保たれる。

5.親水公園とは (しんすいこうえん)

親水公園とは、海や河川、用水路等の水辺に親しむために設置された公園のことをいいます。

6.高圧ゲートとは (こうあつげーと)

(hight pressure gate)
一般に、ダム等に設けられる、水頭25m以上の場所に設置される放流用水門扉を示す。

7.慣行水利権とは (かんこうすいりけん)

水利に関係する法律の成立以前の取り決めによって認められた水の利用の権利。明治29年の河川法成立以前より取水を行っていた農業用水などに認められている。
河川法成立後2年以内の届け出が指導されたが、社会的に認知されていれば成立するため届出のない慣行水利権は多い。
実際に川を流れる流量よりも、水利権+慣行水利権で認められている流量のほうが多いなど、困った河川も多い。

8.温水溜池とは (おんすいためいけ)

農業用水のために作られる施設であり、取水する河川の水温が低すぎる場合に設置される。
農業用水路の一部に水温を上昇させるために作られた人工の池のことを温水溜め池という。

9.頭首工とは (とうしゅこう)

hwad works. 湖沼、河川などから用水路へ必要な用水を引き入れるための施設。普通、取水位を調節するための取水堰、取入れ口及びそれらの付帯施設から構成される。

10.ファームポンドとは (ふぁーむぽんど)

ファームポンドとは、農地または農地の近傍に設ける小規模な貯留施設です。
 畑地かんがいの方法は、6日に1回程度(1回は18時間程度)のかんがいを行うことが一般的です。一方かんがい地区へのダム等の水源からの供給は、連続的に行うことが合理的です。このため、畑地かんがいの方法と水源からの供給方法との間には時間的及び水量的な不均衡が生じます。そこで、ファームポンドを設置することにより、水源からのかんがい用水を一時的に貯留し、この不均衡の調整を行うことができます

11.樋門とは (ひもん)

堤防を横切って(堤防の中に水路が埋設)つくられた水を導く暗渠。用水の取水や内水の排除をするためのもの。洪水時には水路に付けられたゲートが閉められ堤防と一体となって住宅地側に洪水が流入してくるのを防ぐ。

12.渠とは (きょ)

人工的に作られたミズ道
(農業用水路、上水道、排水路、下水等)
開渠:蓋無しの水路又は簡単に蓋をはずせる構造のもの
暗渠:地下に埋設されている水路
(管、ボックスカルバート等構造は問わない。また、用水、排水も問わない)
管渠:管による水路(大きな意味では水道、下水道も管渠)
函渠:箱形の水路(ボックスカルバート等による水路)

13.水路とは (すいろ)

水の通り道
農業などに使用する水路は用水路又は農業用用水路、逆に要らない水(水田から出る水や雨水)の通る水路を「排水路」という。

14.計画減水深とは (けいかくげんすいしん)

圃場における一日当たり消費水量。

用水の土壌中への浸透量(降下浸透量+蒸発散量)を水深(mm)で表示したもの。

15.支線とは (しせん)

農業用水路の内、本線と別れ線
(支線)と流末路

16.役務費とは (えきむひ)

請負工事費を積算する上で、工事の施工上必要な土地の借り上げに要する費用や電力、用水等の基本料金の費用として、間接工事費のうち共通仮設費の一部として積算される費用。


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