本ホームページの土木用語集には、2024年11月13日現在3257の用語が登録されています。皆様のご協力に感謝いたします。

アイコン 仮設についての土木用語解説

ぴったり土木用語

仮設とは (かせつ)

工事目的物を造るために必要となる道路や仮締切り堤、用排水設備等のことで、工事終了後に撤去されるもの。

〔追記する〕

関連用語



1.コルゲートとは (こるげーと)

(Corrugated Pipe)たわみ性カルバートとして使用される波形の鋼製フレキシブルパイプ。大口径仮設管、骨材のサイロなどに用いられる。

2.スタンションとは (すたんしょん)

仮設の手すり用の支柱。

3.ブルマンとは (ぶるまん)

仮設構造物において、鋼材を固定する締め付け具

4.リキマン工法とは (りきまんこうほう)

仮設桟橋等、リキマン金具で締結し組み上げる、溶接・ボルト接合に変わる工法

5.仮締め切りとは (かりしめきり)

ドライワークが要求される場合、内部を排水するために鋼矢板、鋼管矢板などを打ち込んで築造する仮設構造物

6.岩砕とは (がんさい)

原石を破砕したもの。仮設道路等に用いる。

7.型枠とは (かたわく)

(form)生コンが固まるまで保持する枠。打ち込まれたコンクリートを所定の形状や寸法に保ち、コンクリートが適当な強度に達するまで支持する仮設構造物の総称。

8.支保工とは (しほこう)

(support)型枠の一部でせき板を所定の位置に固定するための仮設構造物。型枠支保工、山留支保工、トンネル支保工などがある。

9.施工計画書とは (せこうけいかくしょ)

工事の施工に先立ち、目的構造物を完成させるために作成する図書で、一般に工程計画、品質管理計画、施工方法、仮設計画、安全計画などについて記載する。工事実施計画書のこと。

10.事業損失防止施設費とは (じぎょうそんしつぼうししせつひ)

施工に伴い発生する騒音、振動、地盤沈下などに起因する損失を防止するための仮設備費用。例えば、汚濁防止幕。及び、その維持管理に要する費用。

11.足場とは (あしば)

高所(2m以上)で作業するために設ける仮設の作業床及びこれを支持する仮設物。

12.段取とは (だんどり)

工事が円滑に進められるよう事前に行う準備。資機材、労務、仮設などを手配すること。

13.朝顔とは (あさがお)

①道路上などに物が落下するのを防ぐため、構造物の側面に設置する傾斜した防護用仮設物。②男性用トイレ。ラッパ状に開いた形からこう呼ばれる。

14.土砂利とは (どじゃり)

砂利混じりの土。仮設道路の造成に多用される。

15.土留とは (どどめ)

掘削した法面や斜面の土砂の崩壊を防止するために設ける仮設構造物で、土留壁や支保工で構成される。

16.箱番とは (はこばん)

工事現場に仮設される小型の詰め所。現場事務所。

17.敷き鉄板とは (しきてっぱん)

軟弱地盤等で、仮設道路がわりに地面に敷き並べる鉄板。厚さは19mm以上。24mmが多い。

18.鋼矢板とは (こうやいた)

仮設時の土留めなどでよく用いられる鋼鉄製の板。
U形、Z形、H形などの凹凸がついた鋼板の両端に継ぎ手があり、互い違いに継手を噛みあわせることで壁面を作ることができる。
止水性が高いため、土留めなどの仮設に頻繁に用いられるほか、護岸にも用いられる。

19.締切りとは (しめきり)

現地の状態から、施工現場を切り離すために行うもの。
例えば河川構造物の場合は、施工中に洪水が生じると、作業員が危険に晒されたり、建設機械が流されたりするおそれがあるため、流水と施工現場との間に大型土のうや仮設矢板を用いた壁をつくり締め切る。
締切りの高さは、施工時期の過去5年間最高水位などを参考に設定する。

20.広幅鋼矢板(ハット型矢板)とは (ひろはばこうやいた)

川・港湾の護岸工事,止水壁,仮設土留めで採用されている鋼矢板はU形鋼矢板が一般的である。U形鋼矢板は昭和6年に生産が開始され,400mm 幅 U 型鋼矢板が普及してきた。

平成9年に建設コスト縮減を目指した600mm幅の鋼矢板(以下「広幅鋼矢板」という)
の生産が開始され,現在は本設施工で用いられる鋼矢板は600m m 幅が主流となっている。

広幅鋼矢板よりもさらに幅が広がり,形状も従来のU形と
は異なる新世代鋼矢板「ハット形鋼矢板900」が開発された

技術概要
ハット形鋼矢板900とは,有効幅900mm のハット形状の鋼矢板である。

本鋼矢板は以下の特長を有する。
従来の広幅鋼矢板に比べて,壁面積当たりの質量が軽くなり,かつ,鋼矢板の施工枚数が減り,工費,工期の縮減が図られるとともに,形状がハット形状となったことにより施工性,構造信頼性が向上した。

21.釜場排水とは (かまばはいすい)

現場の水を排除するため、地中に穴や窪みなどを設置して集水してから、ポンプで排水する工法。
主に仮設工事や水防活動で使われていると思いますが、頻繁に内水氾濫する土地や地下水位が高い土地ではコンクリート造りの立派な釜場を設置することもある。

22.敷設とは (しきせつ)

広い範囲に設置すること。仮設道路用の敷鉄板を敷設するとか。ふせつともいう。

23.布団篭とは (ふとんかご)

鉄線で編んだ篭の中に、玉石または割栗石を入れた構造物。一般的には仮設構造物とされてきたが、鉄線の耐久性により本設としての利用も可能なかご製品もある。

24.役務費とは (えきむひ)

請負工事費を積算する上で、工事の施工上必要な土地の借り上げに要する費用や電力、用水等の基本料金の費用として、間接工事費のうち共通仮設費の一部として積算される費用。

25.フトン篭とは (ふとんかご)

ふとんかごとは、角型じゃかごの事を言い、災害復旧等の現場で使用される仮設工法の一つです。
JIS規格で定められたひし形金網製のかご状構造物の内部に、自然石、砕石などを中詰めして、河川・治山等の工事に使用する伝統的工法です。

26.アイランプとは (あいらんぷ)

反射鏡を内部に備えた電球。仮設用の投光器や写真撮影時の照明などに用いる。


ほかの専門用語を検索する