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アイコン 捨石についての土木用語解説

ぴったり土木用語

捨石とは (すていし)

洗掘防止などのために無造作に置かれた石のこと。
河川の水際部などで良く用いられる。

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関連用語



1.オレンジとは (おれんじ)

オレンジピール型グラブバケットのこと。捨石の投入、転石混ざりの掘削に使用。

2.ガット船とは (がっとせん)

グラブ付き揚貨装置を持つ自航式石材運搬船の事。砂を運ぶ「砂ガット」捨石を運ぶ「石ガット」がある。

3.グラベルマットとは (ぐらべるまっと)

 捨石基礎の法尻外側に、基礎捨石よりも粒径の小さい、比較的小断面の捨石を行うもので、この捨石を在来地盤になじむ形で安定させ、本体の基礎捨石の洗掘を防止する。

4.ずりとは (ずり)

捨石などの大型石材に付着する石粉や混入している泥分。②トンネル工事で掘り出される岩石、土砂。

5.マウンドとは (まうんど)

海底に捨石や砂を投入して築造する港湾構造物の基礎部分をいう。基礎マウンド、捨石マウンドなどとつかう。

6.均しとは (ならし)

構築物の据付のために、捨石マウンドの表層を所定の標高に成形すること。

7.検綱とは (けんづな)

浚渫工事や捨石基礎の施工管理で、レッドを用いた深浅測量のときに使用する測深用の目盛付きのロープ。

8.見通し竹とは (みとおしたけ)

浚渫、捨石などの海上作業や深浅測量を行う際に、対象範囲、位置、測線などが目視で確認できるよう、陸上または海水面上に設標するもの。竹の先端に旗布をくくって視認しやすくしたものを同一線上に複数本設置し、それらが重なったことを見通して確認することから、見通し竹

9.荒均しとは (あらならし)

被覆石や捨石マウンドの天端や法面の均しで、基準高に対して許容範囲が大きいもの。

10.混成堤とは (こんせいてい)

台型の基礎部(捨石マウンド等)に直立した堤体を設けた防波堤。

11.捨石マウンドとは (すていしまうんど)

防波堤や護岸の基礎として多用される捨石で造った台。

12.捨石工とは (すていしこう)

防波堤の基礎マウンドなどを建設するために石を捨て込む工事をいう。

13.被覆石とは (ひふくいし)

構造物の基礎捨石が波浪によって移動、流出することを防止するために、その表面を被覆した石。

14.防砂シートとは (ぼうしゃしーと)

係船岸や護岸で捨石の間隔から、背後の埋立土砂が流出するのを防止するために裏込め石の背面に設ける合成繊維の布。

15.本均しとは (ほんならし)

港湾構造物が直接接する基礎捨石表面の均し。特に平坦性を必要とし、一般的に、基準面に対し±5cmの精度が要求される。


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